痴漢冤罪、威風堂々たる逃亡 | katoo the world

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世紀末も遠い昔。

21世紀になっても、愚かなる人類は傍若無人な振る舞いを省みる事無く、それに怒りを発したか、様々な自然災害が次々と我々に降りかかる。

しかし、それでも人類は前を向いて強く生きて行く。
その強さに励まされ、私も今日を強くあろうと心に決める。

立ち止まる訳には行かないのだ。

しかし、そんな私ですら恐れる、全てを終わらせる厄災がある。

痴漢冤罪。

これ迄私は、世の男性諸氏を想い、痴漢冤罪と闘い、警鐘を鳴らし続けて来た。

痴漢 vs 盗撮↓

痴漢撲滅↓

痴漢冤罪保険 vs 木の実ナナ↓

周防正行監督映画「それでもボクはやってない」に端を発した痴漢冤罪問題。

痴漢冤罪を受けたらともかく逃げろ。
駅長室に連れて行かれたら最期、何があっても助かる事は無い。

最長23日間に渡る拘留期間での取り調べで無実を貫ける者は少ないし、その結果無罪が証明されたとしても、失った時間と信頼を取り戻す事は不可能だ。

走れ!逃げ延びろ!明日へ向かって!

...そんな都市伝説的情報が、賢明なる男性諸氏の間で流布され、我々は絶望と共に、コレまで築き上げて来たプライドなどかなぐり捨てる決意をしたのだ。

しかし、私はソレを受け入れる事が出来ない。
ヤッてもいない事を弁明する事無く、這う這うの体で逃げる事は、痴漢冤罪よりも堪え難き屈辱なのである。

敗戦の将こそ、凛と在るべきなのだ!
何に敗けているのかは分からんが...。

そんな私の下に、痴漢冤罪に対する一つの結論が舞い込んできた。

日本テレビ系列のバラエティ番組「行列のできる法律相談所」で、痴漢冤罪に対する最善の対処法が4人の弁護士によって議論されたと言う。

その結果、4人のうち3人が「本当にやっていないなら立ち去る。逮捕される前に全速力で走って逃げる」、「事件に巻き込まれてしまう事が一番怖い。やましい事があるから逃げるのではない。自分にふりかかろうとしているトンでも無い災難から逃げるのだ」と、現場から立ち去る事を進めたと言うのだ。

都市伝説では無い。
コレが現実なのだ。

また、別の弁護士はこう語る。
これを神託と心得、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!

「走って逃げる事にはリスクがあります。
周りの乗客が、逃亡した人を真犯人だと思って逮捕に協力し、結果的に捕まってしまうかもしれません。
逃げて捕まれば、捜査機関からも、裁判官からも強く疑われる理由を作ってしまいます」

「残念なことに、日本の刑事裁判は、『何もしていなければ処罰されない』という常識が通用しません。
一度、逮捕されてしまったら、ベルトコンベアーに乗ったかのように、勾留、起訴、有罪判決という方向に流されていきます。

また、逮捕・勾留されている期間、仕事を休まなければならないという問題もあります。
痴漢事件の場合、一般人が被疑者を逮捕して、警察官に引き渡す場合が多いですが、その場合にも事情は変わりません」

「私は、やっていないことを主張しながら、落ち着いてその場を立ち去るのがいいと思います。
それが難しい場合には、『この人が痴漢です』と主張している女性に名刺を渡して、『逃げも隠れもしないので、改めて連絡してくれ』と言うのがいいでしょう。
一度、その場を離れれば、原則として現行犯逮捕ができなくなるので、令状を取らなければ逮捕ができなくなります。

それもできずに、駅の事務室などに連れて行かれたら、一刻も早く弁護士を呼ぶべきです。
逮捕されているなら当番弁護士が呼べますし、逮捕されていないなら、家族か友人に頼んで弁護士を探して連絡してもらうのが良いでしょう」

以上である。

我々清廉潔白なる男性諸氏は、この忠告をゆめゆめ忘れず、威風堂々と生きて行くのみ也!

かとぅ