先日、もの入りで郊外にある家電量販店に行って来た。
大きなフロアにゆとり有る商品陳列が見やすい。
通路も広く、店内もそこまで騒がしくなく、ゆっくり探せるのがいい。
若干アイテム数に不足は感じたが、選択肢が多すぎるのもこれまた困ってしまうので、丁度良いとすら感じる。
そして何より、店員の無理やりな接客が無いのだ。
こちらの用途を聞かず、売りたい商品ばかり奨めて来たり、無駄な知識をひけらかすかの接客を受ける度に、不快な想いをして来た。
しかし、この店の店員は遠巻きに親の様に暖かく見守ってくれる。
心配だし、色々言いたい事もあるが、
相手の意思を尊重し、しっかり決めてもらおうというのだ。
分かった…。
母ちゃん、俺自分で考えて決めてみるよ!
購入商品を決め、店員を探すと、さっきまでいた筈の店員は既にいなくなっている。
親が健在なうちに孝行しておけ、という事か。
というより、買うに買えない状況で一人取り残されてしまった。
もう10分経つ。
かとぅ