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☗息子と将棋☖

将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

今日はB区の教室のイベントに参加しました。


教室近くの桜の木も、ほんのちょっっとだけ開花してましたね🌸



桜の気配を感じ始めると、意味もなくそわそわします。


イベントが終わる頃、息子たちを迎えに行くと、二人とも相変わらず成績は振るわなかったようで、次男は「全敗した」とめそめそしていました。


次男は最近波が激しすぎる汗



長男も負け越しだったようです。

先生との4枚落ちで王手飛車を食らってしまったようですが、その課題や対策をしっかり認識していたようなので、こちらは成果十分と言えるでしょう。



息子たちは、どうしても勝ち負けにこだわり過ぎてしまいますが、対局を通して何かひとつでも疑問や新しい発見があったのなら、それは勝ち負けよりも価値があるものだと思います。


・・・でも、まあ、そんな物分り良く気持ちの整理なんてできないよね💦


負けたらたくさん悔しがろう💦

今日の午前中は、B区の教室にお世話になりました。

 

次男は教室から出てくるなり

 

「今日は相手の手を良く見て指したよ!ニコニコ

 

と報告してくれました。

 

そして、なんと4枚落ちで先生に勝利したとのこと。

 

教室のノートにも「終盤は力を良く出しました。良い勝利でした」とお褒めの言葉をいただけていました。

 

次男君がんばったねグッド!

 

 

長男も4枚落ちでしたが、相手に成銀をつくられてしまい良くなかったとのこと。

浮き飛車からの歩打ちで銀を追い払う手を教えていただいたようです。

 

長男に「4枚落ち卒業できそう?」と聞いたら、「まだまだ。あと7~8歩くらいかな」とのことでした。

 

4枚落ちクリアの道のりはまだまだ遠いようです。

 

 

 

そして、先ほどT市の教室からメールをいただき、長男が2022年度内の教室の成績(勝率)で第2位を獲得したとのこと。

 

長男君もよくがんまりました🎉

12年経つんですね。

 
震災当日は確か金曜日だったと記憶してます。
 
そして翌日の土曜日、私は勤め先の事務所に出社し、震災関連のニュースを見ていました。
 
まさにその中継中に原発が爆発。
 
血の気が引きました。
 
比較的原発の近くに住んでいた両親にすぐに電話し、「住むところは何とかするから、すぐに東京に避難して!」と呼びかけたものです。
 
未曾有の事故でもあり、何がどうなるのかまったくわからない。
 
とにかく放射能はヤバい。
 
と、慌てたものです。
 
 
その翌々日の月曜日、両親と兄の家族(義姉とその子たち)が都内に避難してきました。
 
高速道路はとても通行できる状態ではありませんでしたが、常磐道が開通する前に良く利用していたという山道を通ってきたため、約半日で到着できたようです。
 
私は仕事が終わるなり避難先に駆けつけました。
 
しかし、兄がいません。
 
役所勤めをしている兄は「逃げるわけにいかないでしょ」と、地元に残ったとのこと。
 
「代わってあげたかった」と泣きそうな母と、「しゃーねーべ(仕方ないだろ)」といつも通り淡白な父。
 
後で聞いた話だと、当時は役所の方々やお医者さん等々、かなりの方々が避難してしまい、被災地はけっこうな人手不足に陥ったとのこと。
 
ご自身の身体のことやご家族のことを考えれば、職務を放り出して避難することは決して責められることではありません。しかし残って救助等に当たった方々は大いに称えたいです。
 
 
 
私の両親と兄家は、幸い住む場所も確保できて、色々な方々の助けもあり必要な家電や食料も「太って帰ることになりそう」というくらいに集まって、避難生活は不自由しなかったようです。
 
それから、甥っ子、姪っ子たち(確か当時、10歳👦、9歳👧、3歳👶)もさぞや退屈だろうと思い、私はニンテンドーDSを2台持って行きました。
 
特に長男君は将棋が好きなので、将棋ソフトを含むいくつかのソフトも一緒に。
 
避難生活は一年弱に及びましたが、長男君はその間、御徒町将棋センターに足繁く通い将棋を楽しんでいたようです。
 
 
私は当時、今の妻と付き合っていて、いつかは両親に紹介しなくては、と思っていた矢先でしたので、避難先に妻と赴き両親に紹介したものです。
 
母は、「本当に周りのみんなは大変なのに、私たちは住む場所もあるし、食べ物もたくさんいただいて、その上息子に良い人がいて、私たちばかりこんなに幸せでいいのか」と、また涙するのでした。
 
 
確かに我が家は恵まれていました。
 
それは、その時たくさんの方々に助けていただいたからです。
 
その中で、「では自分には何ができるのか」を考え続けたものでした。
 
 
毎年この日が来ると、そんなこと等を思い出します。

昨夜の次男誕生日パーティの際の兄弟の会話。

 
 
長男「次男ちゃん、何か欲しい物ある?にっこり
 
次男「そりゃ、一番はお金だけど・・・そうじゃなかったら・・・粘土かなおやすみ
 
(お金の次が粘土なんだ~笑い泣き
 
 
すぐ手元に粘土がない長男は、次男に何やらお手紙を書き始めました。
 

 
次男ちゃん
おたんじょうびおめでとう!
 
はいっている長男ひきかえけんは 長男ちゃんのものとひきかえしたり、3日間やさしくしてあげたりするけんだよ!
 
 
(期間限定の優しさ~笑い泣き
 
かわいい奴らめ。
 
次男が、いつ引換券を使うか見ものです。
 
 
 
さて、今朝の81道場での長男の対局で、お相手に端攻めを決められてしまう一幕がありました。
 
まずはこの局面。
 

 
ここで長男は意気揚々と▲9七香打としました。
 
相手の飛車か角のいずれかを取れるとの判断です。
 
その後、△同角成▲同桂と狙い通り角をゲット。
 

角ゲット!
 
 
しかしそこから△9一香打▲9八歩打△9六香となって、こんな局面に。
 

 
更にそこから▲8九玉△9七香成▲同歩△同飛成と竜をつくられてしまいました。
 

 
お相手の端攻めが成功した形です。
 
角or飛ゲットの先の展開まで読み切れなかった泣
 
 
その後、一度はこの竜を追い返したものの、終盤に差し掛かると再びこの竜がよく働いて、最後は長男玉が詰まされて負けとなりました。
 
 
どこが悪かったのか。
 
ぴよ将棋で解析してみると、長男が勇んで打った▲9七香打こそが悪手だったとのこと。
 
ぴよ将棋の推奨手は、一段低く、▲9八香打でした。
 

 
そこから△9六香打▲同香△同飛▲9八香打△同飛成▲同玉で、相手の端攻めの猛攻をなんとか退けられる算段のようです。
 
下図は▲同玉まで。

 
 
いずれにせよ、端攻めで矢倉の弱点を突かれてしまった形でしたね💦
 
この局面は、長男ともう少し掘り下げて考えてみようと思います。
「まわりはみんな7歳なのに、次男ちゃんだけ6歳なの嫌だぐすんと、たまに嘆いていた次男。

晴れて7歳になったので、「これでみんなに追いついたね」と励ましたら

「でも、どうせみんなすぐに8歳になっちゃうんでしょ不満と。

早生まれの宿命を悟りつつあるようです。


さて、そんな次男ですが、昨日は久し振りに絶好調でした。

81道場では、ここ最近の雑な対局により9級まで降級していましたが、昨日は2局連続で4級のお相手からの挑戦を受け、そしてどちらも見事勝利し、「次勝てば8級」というところまでレートを上げました。

格上相手に対し、手筋の連続技で小気味よく追い詰める様は、まるで一昨日とは別人のよう。

次男らしからぬ、一端の上級者のような風格が漂う将棋でした。

いつもこんな将棋が指せればいいのに。