王座戦は泣きそうでした | ☗息子と将棋☖

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将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

昨日は仕事が手につきませんでした。

 

仕事の合間にスマホでチラチラと王座戦の棋譜速報を確認。

 

序盤の▲4五桂を見て「100手もかからず終わりそうだな」と予感しましたが、その予感は外れて、138手に及ぶ大熱戦。

 

帰宅後は家族で観戦しました。

 

投了間際、何度も頭をかきむしる永瀬王座の姿に、胸が熱くなりました。

 

 

息子たちには響いただろうか。

 

八冠という偉業をどこまでわかっているのか。

 

イマイチわかっていなさそうだったので、「今日の出来事は、君たちが大人になった後も語り継がれているくらいの出来事なんだよ」と教えました。

 

 

 

ところで、本日をもって、息子たちは将棋を始めてから丸二年になりました。

 

長男が「将棋教えて」と言ってきたのが二年前の今日なんですね。

もっと経っているような気もします。

 

1年前のブログ記事を少し読み返してみましたが、やはりこの1年は棋力的な成長は小さかったかな、という印象です。

 

将棋に向き合う姿勢も1年目に比べて2年目の方がだいぶ冷めてしまったとも感じます。

 

しかし、一昨日は兄弟対局をして、その後かなり熱が入った感想戦(ほぼ口喧嘩💦)を割と長めにやっていました。

 

いつもは負けた方が拗ねて子ども部屋に逃げ込んでしまうということが多いので、感想戦をやっただけでも、我が家ではニュースなんです。

 

次男が指した「銀打ち」が悪手だったと譲らない長男と、「悪手と言うほどではない」と突っ張る次男の口論の末、結局は次男が大泣きして終わるという感想戦になってしまいましたが、感想戦をしてくれただけで嬉しい私は「お互いの考えをきちんと言い合うことは良いことだ」とたくさん褒めました。

 

ちょっと荒いけど、これからもこうやってお互い切磋琢磨してくれるようになるといいな、と期待しています。