羽生の頭脳買っちゃった | ☗息子と将棋☖

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将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

「羽生の頭脳」

 

ずっと気になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家が将棋を始めるずっと前の話なのですが、すでに将棋にハマっていた当時小学生(今は大学生)の甥が「引越しするから棋書をいくつか手放す」という状況になった時、「『羽生の頭脳』だけは手元に残しておきたい」と言っていたことを、私も何故かずっと覚えていたんですね。(タイトルのインパクトが大きかったのだと思います)

 

やがて我が家も将棋を始め、「そう言えば甥君が好きだった『羽生の頭脳』という棋書があったっけなあ」と時々思い出してはいたのですが、全10巻(文庫版で全5巻)もあり、「平成はじめの頃の本なので、今はもう古い」という評判も聞いたこともありましたので、「買わなくてもいいか」という結論に至っていました。

 

 

で、先日。

妻が三間飛車に苦慮する長男を想ってか、「三間飛車破りの本があったよ」『羽生の頭脳③』を図書館で借りてきたのです。

 

「おお、これが・・・」と初めて手に取る『羽生の頭脳』

 

残念ながら勉強嫌いの長男が本を開くことはありませんでしたが、私が何気なく読んでみると、これがすごくわかりやすい。

 

(私の頭が悪いばかりに)定跡書で良く陥る「え?なんで?」を悉く解決してくれるんですね。

 

特に、最近は三間飛車定跡の「居飛車の△7三桂には▲8八飛」の理由について定跡書や動画で色々と探っていたのですが、私にとっては羽生の頭脳③に書いてある理由が一番腑に落ちました。

 

それ以外の手筋についても、盤駒で並べながら読み進むと手の意味を理解しやすいし、それが心地よくて少し賢くなった気もするから面白いんです。

 

そして、初めて「息子たちのため」とか「強くなるため」ではなく、自分のために、完全な趣味として棋書を購入してしまいました。

 

『羽生の頭脳』全5巻。

 

秋の夜長に、ちびりちびりと味わいたいと思います。

 

 

 

さて、私の将棋話は置いといて、息子たちの話。

 

ここ三カ月ほど、息子たちは自分のお小遣いで「コロコロコミック」を買うようになりました。

 

私はその昔ボンボン派でしたが、この類の雑誌を読み始めると、そこで取り上げているホビーが欲しくなるものです。

例にもれず息子たちはベイブレードを欲しがるようになりました。

 

ベイブレードとは、一言で言うと「ベーゴマ」ですね。

 

少年心をうまくくすぐるデザインのかっこいいベーゴマです。

 

息子たちは「お小遣いを貯めて買う」とか「クリスマスにもらう」とか「懸賞で当てる」とか息巻いていましたが、やがて待ちきれなくなったのか、ベイブレードを自作し始めました。

 

既存の木製コマにカラフルなアルミテープを巻きつけて、ペンで模様を描いて、かっこいい名前を付けて、兄弟でコマを戦わせています。

 

・・・が、フローリングでバチバチやるもので、床板に傷が目立ち始めたので、「これでスタジアムを作りなさい」と、たらいと布とヒモを渡したところ、たらいに布を張ってスタジアムを作っていました。

 

前の割りばし鉄砲と言い、子どもというのは放っておくと色々な創意工夫をしはじめるものですね。

 

「次はどんな工夫をするのだろう」と、見ていて楽しいものです。

 

 

ベーゴマは、私も小学生の頃、父に教えてもらって、兄や近所の酒屋のおじさんと遊んだものです。

懐かしくなってネットで調べてみたところ、当時「ち〇こ巻き」と呼ばれていたヒモの巻き方はネット上では「男巻き」と呼ばれていました。

 

時代ですね。