森安秀光九段の棋譜 | ☗息子と将棋☖

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将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

昨日は次男と、故・森安秀光九段の棋譜を並べてみようということで・・・

 

棋譜データベースから森安九段の三間飛車の棋譜を探し、1993年9月24日に行われた石田和雄九段との対局を盤駒で並べてみました。

 

私はスマホで棋譜を見ながら、次男には森安九段の手を、要所々々私から「次は何指す?」と問題形式で問いながら棋譜を並べたのですが、次男はこれまでの棋譜並べにはない、中々面白い反応を示したのが興味深かったです。

 

 

まず、森安九段の手を結構な割合で的中させたこと。

 

例えばこんな手を的中させました。


石田九段の△8八角打に対し、相手の飛車を止める▲7五歩打。そこから△5三銀引に対し▲6六角打、と連続で当てました(▲7五歩打は一度間違えましたが)

 

その直後、7七の地点をめぐる一連の攻防と、▲6八角打も見事的中。


 

▲2五桂からの、79手目▲1二角打も的中。


 

そこから▲2一馬の攻めも当てました。


終盤(105手目)の▲7二金の挟撃も当ててましたね。


 

 

私が覚えているだけでこれだけの手を的中させていました。

 

お見事です。ちょっと驚きました。

 

 

もちろん、外した手も多かったのですが、「ここはこうなんだってさ」と森安九段の手を指すと、「え?なんで?」じゃなくて、「あ~、なるほどね!」と合点がいっている様子も面白かったです。

 

(本当にわかってるのかな?)と思い、その手の意味を聞いてみると、「これがこうなってこうなると、こうなるから、この手の方がいいんだよ」とそれなりに答えるのが面白い。(私の棋力じゃそれが正しいのかわからないのが残念💦)

 

 

今後も次男と振り飛車の基本を学びつつ、森安九段の棋譜も並べてみようと思います。