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☗息子と将棋☖

将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

本日、息子たちは教室の個人レッスンを受けさせていただきました。

 
長男は最近、戦術の引き出しを増やそうと、(ようやく💦)棒銀以外の戦法に取り組み始めていて、元々棒銀が好きだから銀の手筋を、ということで腰掛銀や早繰り銀を勉強中です。
 
で、本日は先生からその辺のコツや考え方を聞いて、すごく手応えを感じていました。
 
特に私が側で聞いていてすごく納得した先生のお言葉が「長男君は完璧を求めすぎている」というもの。
 
長男は展開が自分の構想から外れてしまうと、それを即「失敗」と認識し勝負を投げてしまうところがあります。
 
その昔、ストリートファイターIIが流行った頃、ゲーセンで、完璧主義ゲーマーが一発でもダメージを受けると、その場でコントローラーを手放してしまうということがあったのですが、なんとなくそれを思い出しました。
(当時は「100円勿体な!」と思っていましたが)
 
先生からのアドバイスは、「セカンドプランくらいまでは考えておこう」「構想から外れても、将棋は泥臭く戦うもの」とのことで、確かにどちらも長男に欠けているものだと、私も大きく頷きました。
 
定跡の手順に強くこだわる傾向があるのかもしれません。
定跡から学ぶものは何なのか。
定跡との付き合い方をもう一度見直してみましょう。
 
 
一方、次男。
 
次男はここのところ「▲7ハ飛戦法」を指していましたが、まずは基本に立ち返り、オーソドックスな三間飛車を勉強しているところでして、本日は角道を止める三間飛車について学びました。
 
次男の持ち味的に「故・森安秀光先生のだるま流を並べてみると面白い」と教えてもらったので、今度棋譜を調べてみようと思います。
 
昨日のT市教室でも、次男は三間飛車で先生に挑みましたが、先生から「駒組みの発想が面白くて警戒したけど、その先がノープランだったのが残念。その先を研究してみてほしい」とアドバイスを受けていますし、なんとなく探るべきもののヒント(持ち味の強化とか?)が見えてきたような気がします。