長男棒銀VS次男三間飛車 | ☗息子と将棋☖

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将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

最近の我が家の兄弟対決は、全戦次男に軍配が上がっています。

 

長男は次男に勝てなくなってしまいました。

 

じわじわと差が出てきているように感じます。

一昨日とか、昨日とかは、長男は良いところなく序盤から崩されて一方的に攻め込まれて負ける始末。

 

長男は悔しさのあまり涙目で、無言で寝室に行き、そのままふて寝してしまいました。

 

「感想戦したかったのになあ不満」と困惑する次男。

 

 

 

こうまで差がついてきたことについて、私が思う理由はふたつ。

 

① 最近は次男のほうが意欲的に将棋に取り組んでいて、その姿勢の差。

 

② 次男の三間飛車に対し、長男が頑なに棒銀を指すから。

 

 

①については長男の奮起を待つしかないのですが、②については今朝長男とも少し話しました。

 

「グーでパーに勝とうとするようなもんじゃない?」

 

と言っても、長男は棒銀にこだわりたいのだそうで。(もしくは居飛車穴熊とのこと)

 

棒銀にこだわるのもかっこいいけど、相手に合わせてフレキシブルに戦法を変えることも覚えた方がいいと思うんだけどなあ・・・

 

私自身が素人なので、間違った見解かもしれませんが、長男の場合は桂馬を攻めに参加させる駒組をいくつか知るだけで、将棋に幅が出来そうな気がするんですよね。

 

 

一方、次男は次男で、後手番の時の指し方が課題のような気がしています。

 

後手番の時は△3二飛戦法を採用しているようですが、初手が▲2六歩だと、そこでお終いだし、△3二飛戦法は相振りになると後手のほうが先に態度を決めちゃって難しくなるようだし、級位者が覚える戦法としてはややニッチな気がする。

やはりもうちょっと引き出しがあったほうが良いでしょう。

 

そもそも次男は▲7八飛戦法を入り口に振り飛車党になったのですが、本日あたりから角道を止めるオーソドックスな三間飛車の指し方も勉強してみようと考えているところです。

 

三間飛車の理解が深まるにつれて、長男の棒銀は更に窮地に追い込まれるような気がしますが、考えようによっては、最も苦手な三間飛車使いが身内にいるなんて、最高の環境だとも言えますね。