息子たちは指導対局をたくさん指していただき、課題も見つかったと手応えを感じていたようです。
そしてその足で駒テラス西参道に直行。
駒テラスでは、昨日から今日にかけて夏祭りを開催しているのです。
因みに、駒テラスへは千駄ヶ谷駅からだとハチ公バスが便利。
バス乗り場はここ。（写真から駅とバス停の位置関係わかるかな？）
駒テラス西参道に到着後、15時からの指導対局を申し込み、昼食を摂るためにカフェへ。
するとカフェの中に人だかりができているので覗いてみると、なんと将棋ロボット「すぷくん」がいました！
昼食の予定は後回しにし、すぷくんとの対局待ちの列に並びます。
ひとり５分ほどの対局。
すぷくんと対局する長男。
「劣勢かな？」という手番のときに次男の番が回ってきて、次男も頑張りましたが強烈な王手飛車を食らいほぼ敗勢に。
そこで長男の番が回ってきました。
ここまで来ると、すぷくんの正確な寄せに成す術なく負け確定な局面になったのですが、長男がふと「すぷくんは二歩わかるのかな？」と疑問を持ちました。
「どうなんだろ。やってみたら？」ということで長男が二歩で受けてみると、すぷくんからはしっかり「二歩を検知しました。指し直してください」とのメッセージが。
賢い！
その後は負けてしまいましたが、息子たちの後ろに対局待ちの方がいなかったので、係員の方のご厚意によりまた初手から指させていただきました。
次は次男が得意の▲７八飛戦法で挑みましたが、お互い玉を囲ったところで対局希望の方が並び始めたので、そこで終了。
すぷくんは動きがかわいくて、特に駒を取ったあと、駒台に駒を置く仕草が面白いんですよ。
息子たちも面白い経験ができて大喜びでした
やや遅めの昼食を挟んで15時になり、いよいよ指導対局の時間。
指導対局をご担当されるのは、本田奎六段、渡辺和史六段、小山直希四段のお三方です。
息子たちの席には小山四段が座ってくださいました。
その日は「二歩Ｔシャツ」を着ていた長男を見て、「すごいＴシャツだね」とツッコミを受けていました（笑）
日頃から「戸辺誠七段を師匠にしたい！」という次男にとっては、戸辺七段のお弟子さんである小山四段は憧れの存在。
指す手にも力が入るというものです。
周りのほとんどの方が駒落ちで挑む中、息子たちは強気で平手を希望しました。
「得意戦法で全力でぶつかってみたい！」という思いがあるようです。
当然、二人とも呆気なく負けましたが（笑）
でも、そのつもりで本気で殴られに行ったのだから息子たちも本望でしょう。
あまりに早く終わってしまいましたが、小山四段のお取り計らいで、もう一局指していただけることになりました。
小山四段、本当にありがとうございます🙏
次に、長男は二枚落ち、次男は四枚落ちで挑みました。
四枚落ちでは、次男は見事勝利👏
長男は負けてしまいましたが、「銀多伝の定跡はしっかりできている」とお褒めの言葉をいただきました
その一局も早く終わってしまったのでもう一局。（息子たちは相変わらず早指し過ぎ💦）
長男は再び二枚落ち、次男は飛車落ちでご指導いただき、指導対局は終わりました。
最後に棋士の皆さんと記念撮影！
一時間以上、たっぷりご指導いただき、息子たちも大満足です！
指導対局会場を出たあと、ギャラリーに本田六段がいらっしゃいました。
次男は以前「相掛かりを勉強したい」と言い、本田六段の本を買ったことがあったのですが、今日はその本を持ってきていたのです。
息子たちは本を手に持ち、緊張しながら勇気を出して本田六段に「本持ってます。応援してます」と小さい声で早口で声をかけたところ、本田六段はにこやかにご対応され、ななななんと、本に揮毫を書いてくださいました！！！
あわ、あわわわ！！！
また家宝が増えましたね
そんなこんなで、駒テラス西参道の夏祭りでは最高の夏の思い出ができました！
ご対応いただいた棋士の皆様、係員の皆様、本当にお世話になりありがとうございました！
地元の夏祭りで狐面を被り射的に興じる次男。