今年に入ってから息子たちの将棋が伸びなくなりました。
下図は息子たちが通っている教室それぞれの昇級時期についてグラフ化したものです。
(青い線が長男、橙色の線が次男)
これを見ると今年に入ってからは、たまに思い出したかのように昇級はしているものの、ほぼ横ばいであることがわかります。
特に上のグラフの教室は、比較的気前よく昇級させてくれるのですが、そちらでも顕著に横ばいですね。
心当たりはあって、今年に入ってから、息子たちには事前説明したうえで、私のサポート割合を減らした経緯があります。
将棋を覚えて最初の1年は、私もあの手この手を考えて息子たちのサポートに専念していました。
当時のブログを読み返しても、「よくもここまでがんばっていたな」と自分で感心するくらいです。
しかし私の頑張りが、息子たちの頑張りを越えていることに気づき、「これはまずい」と危機感を覚え、今年に入ってからは息子たちの自主性を尊重する方針に転換したのです。(それでもある程度サポートはしていますが)
体感的には、最初の1年は70%程度のサポートだったことに比べ、今は30~40%程度のサポート(方針を考える上でのヒントを出す程度)と言ったところです。
この方針に転換した当初は、「息子たちが自発的にやりたいことを自分で考えて勉強するようになれば、伸び率が更に上がることもあるかもしれない」と期待しましたが、期待に反して成長はピタリと止まってしまったのです。
けれど、「伸びないから」と言って、ここで私が以前のようなサポートをしてしまって良いものか。
あまりに負けが続くことを心配した妻からは「また面倒見てあげたら?」と言われることもありますが、私は結果よりも過程重視。
ここで従前のサポートに戻ってしまっては、息子たちは私に寄りかかることばかり覚えてしまって、自主性が育たない気もします。
結果は伴わなくてもいいから、自分の置かれた状況や環境を自分で分析して、自分で道を切り開く努力をこの機に経験してほしいのです。
もっと言うと、自分で考えた努力で結果が出たら、本当に嬉しいものだから。
以前はライバルだったお友達の何人かも、今では手が届かなくなってきています。
そんな状況を息子たちはどう思っていることやら。
燃えてくれれば良いのですが、おっとりのんびりしていて、そんな情熱がまったく感じられないんですよね