連休後半のこと | ☗息子と将棋☖

☗息子と将棋☖

将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

昨日〜今日はB区教室にお世話になりました。

 
昨日は教室内も比較的少人数だったので私も途中から同席させていただき息子たちの様子を見ることができました。
 
長男は2枚落ちを、次男は平手や4枚落ちを学んでいましたが、次男は4枚落ち終盤の大ピンチな局面で技ありな香車打ちを見せて、先生に見事逆転勝ち!
 
次男君、お見事でした👏
 
ホントに、あとは序盤さえ人並みになればいくらか安定した将棋になりそうなのに・・・と思います。
 
 
一方、長男は最近嬉野流にハマっていますが、嬉野流だとウォーズではそこそこ勝てるのに、リアル対局では全然勝てないと嘆いていました。
 
確かに、先日の将棋会館道場でも5連敗を喫してしまうなど、好調とは程遠い戦績です。
 
昨日はその辺のことも先生に相談し、今後の将棋について長男なりに色々と考えているようでした。
 
そして今日の教室のイベントで長男は嬉野流を封印して、最も付き合いが長い棒銀で挑んだところ、いつもより勝つことができたとのこと。
 
だからと言って、嬉野流に傾倒したことが無駄だったかというと、そんなことはまったくなくて、むしろ嬉野流で培った手筋が棒銀にも応用できたと喜んでいました。(嬉野流で嬉しい)
 
幅広く戦法を知ることが力になることを身をもって知ったようで、収穫があったと言えると思います。
 
 
 
さてさて、話は変わって、本日私はお芝居を観に行きました。
 
数ヶ月前に、近所の劇場で将棋をテーマにしたお芝居が公演されることを知り、すぐにチケットを予約したのです。(近所に劇場があることもその時初めて知りました)
 
折しもクラブを立ち上げた直後だったので、「地元で将棋のお芝居なんて✨」と運命的なものを感じたものです。
 
もう20年以上も前になりますが、私は当時某劇団にハマっていて、下北沢の本多劇場には良く足を運んだものですが、会場に入るとその頃を思い出して懐かしくて嬉しい気持ちになりました。
 
今回の公演内容はほとんどコメディで、肩の力を抜いて大笑いしながら観れます。
 
ただ、将棋を「打つ」と言ったり、負けたときに「ありません」と言ったり、囲碁とごっちゃになっていましたが(笑)
まあ、ヒカ碁が人気になったあとは割りとあるあるですよね。微笑ましいものです。
 
 
しかし、劇の最後の最後で酷いことがありました。
 
主人公の男優さんが、駒を踏み躙ったのです。
 
破天荒な主人公が破天荒なことをするという、演出のひとつでしょう。
 
駒を踏み躙ったところで、「チャンチャン」で劇は終わり。
 
場内には笑いが起こりましたが、私はまったく笑えない。それどころか、ひどく悲しい気持ちになりました。
 
将棋に携わってる方々や、教室やクラブの子どもたち、息子たちが好きで大事にしているものを踏み躙られた気分になったからです。
 
将棋をテーマにするからには、将棋が好きな方も観に来る可能性がある。
そういうことを想像できなかったのかな。
 
彼らが真剣にお芝居をしているように、真剣に将棋に取り組んでいる人達がいるということを想像できなかったのかな。
 
ひどいなあ。
 
そんなことがなければ、このブログでも「楽しかった!」と報告したかったのですが・・・てなわけで劇団名は伏せますね。
 
【8月15日追記】
劇団様に対しこちらの気持ちをお伝えしたところ、すぐに返信がありました。
こちらの気持ちをご理解くださり、謝罪もいただきましたので、この件はこれまでとさせていただきます。