用足しのために息子を連れて電車に乗ろうとしていたときのこと。
駅の改札に入ってホームを目指していたら、向こうからご年配のシスターが近づいてこられた。ベビーカーから出ていた二男の足に引き寄せられたらしい。
「あんよが出ていて…」と彼女は言った。寒そうに思えたのだろうか?
「この子、靴下すぐ脱いでしまうんです」と私。
ああそうですか、暑がりなのね、とシスターは言って二男の足を微笑みながらさすってくれた。まだ12センチ位のその足、指などは裏から見たらまるで大豆のような丸さである。
子連れで外出すると見ず知らずの方から色々と言葉をかけられる。あまり有り難くない場合もたまにはあるが、たいていは微笑ましい「ちょっかい」である。
美しい脚線を持つ女性は人の目を引きつけるが、うちの二男のこの場合は「魅せるあんよ」と言うべきだろうか。人が寄ってくる、期間限定の足である。
長男にとって6月は待ちきれない月であった。それは、梅ジュースの仕込みができる月であるからだ。
毎年この時期には梅酒を仕込んでいるが、昨年はためしにアルコールの入らない梅ジュースを作ってみた。長男は喜び、一瓶分あっという間に飲んでしまったのである。
彼が梅ジュースを欲しがる度に6月にならないと作れないからねと答えていたら、いつしかその6月を心待ちにするようになった。
指折り数えた6月が来て、昨日梅ジュースを仕込んだ。作り方はいたって簡単。
青梅1キロ分を洗って水気を拭き取り、金串(つまようじも可)でヘタをえぐり取る。この青梅を瓶(熱湯消毒済)に全部入れてはちみつを1リットル注ぐ。いつもはこれで終了だが、醗酵を防ぐのに酢を入れるとよいときき、今年は純米酢150CCを入れてみた。
もう一瓶、はちみつを氷砂糖に入れ替えて作ってみる。この場合、はちみつと氷砂糖は交互に詰めて最後に酢を注ぐ。
青梅を凍らせたり穴を開けたりするレシピもあるようだが、梅の香りを引き出す野には丸ごと入れるとよいとも聞いた。これからしばらくは常に梅が濡れるように瓶をゆらす日々である。できあがりは1ヵ月先くらいだろうか。うちでは炭酸水で割って飲んでいる。
今回は息子も梅を拭いたり瓶に入れるのを手伝ってくれた。彼がまだゼロ歳の頃、育児に追われていて梅酒の仕込みどころではなかった。こうして手助けをしてくれるまでに大きくなってくれた彼に、月日のたつことの速さを思った。
6月は梅雨時であり、楽しみの少ない月だと思っていたが…これから数年は息子と梅ジュースを作る楽しみが待っている。「ねえ、まだ6月にならないの?」ここまで心待ちにされるのだから、6月もきっと喜んでいるだろう。
毎年この時期には梅酒を仕込んでいるが、昨年はためしにアルコールの入らない梅ジュースを作ってみた。長男は喜び、一瓶分あっという間に飲んでしまったのである。
彼が梅ジュースを欲しがる度に6月にならないと作れないからねと答えていたら、いつしかその6月を心待ちにするようになった。
指折り数えた6月が来て、昨日梅ジュースを仕込んだ。作り方はいたって簡単。
青梅1キロ分を洗って水気を拭き取り、金串(つまようじも可)でヘタをえぐり取る。この青梅を瓶(熱湯消毒済)に全部入れてはちみつを1リットル注ぐ。いつもはこれで終了だが、醗酵を防ぐのに酢を入れるとよいときき、今年は純米酢150CCを入れてみた。
もう一瓶、はちみつを氷砂糖に入れ替えて作ってみる。この場合、はちみつと氷砂糖は交互に詰めて最後に酢を注ぐ。
青梅を凍らせたり穴を開けたりするレシピもあるようだが、梅の香りを引き出す野には丸ごと入れるとよいとも聞いた。これからしばらくは常に梅が濡れるように瓶をゆらす日々である。できあがりは1ヵ月先くらいだろうか。うちでは炭酸水で割って飲んでいる。
今回は息子も梅を拭いたり瓶に入れるのを手伝ってくれた。彼がまだゼロ歳の頃、育児に追われていて梅酒の仕込みどころではなかった。こうして手助けをしてくれるまでに大きくなってくれた彼に、月日のたつことの速さを思った。
6月は梅雨時であり、楽しみの少ない月だと思っていたが…これから数年は息子と梅ジュースを作る楽しみが待っている。「ねえ、まだ6月にならないの?」ここまで心待ちにされるのだから、6月もきっと喜んでいるだろう。
昨晩、夕食を済ませて明日の準備などしていた時間帯のこと。昨日は幼稚園は代休で、明日は久しぶりにお弁当だね、などと長男と話をしていた。
お弁当の日は牛乳が出るだよね、と私。すると長男がこう言った。
「あのね、幼稚園で飲む牛乳はおいしいんだよ!うちで飲む牛乳よりおいしい」それはそれは、嬉しそうな表情だった。
そうかあ~おいしいのかあ~。私もつられて笑顔になった。
幼稚園の牛乳は森永乳業だか明治乳業だかの200ミリリットルのパックである。実際においしいのかもしれない。あるいは、長男の口に合うのかも。
だが自宅の牛乳も基本的にはパルシステムの牛乳で、こちらもそう味は劣らないと思う。
息子の言う「おいしい」はこういうことなのだろう。「幼稚園でお友だちと一緒にお弁当を食べながら飲む牛乳はおいしい」。だとすれば、結構なことである。
長男はシャイなのか、幼稚園で起こった出来事をめったにしゃべらない。登園を嫌がらないこと、お弁当を毎回空にしてくることなどきっと楽しんで通ってるに相違ないと思ってはいるが。
長男が今通っている園に入園するに際しては他の園にする選択肢もあった。今の園は活発な彼には物足りないのではないか、と。また、そもそも幼稚園は義務で通う場所ではないので、合わないのを無理に行かせることはないとも思っていた。
牛乳がおいしいなんて(笑)、その事実だけでも充分あの園に通ってよかったねと私は思ったのである。
あるいは…うちで飲む牛乳はおいしくないのかしら??それはそれで反省しないといけないのかも…。
お弁当の日は牛乳が出るだよね、と私。すると長男がこう言った。
「あのね、幼稚園で飲む牛乳はおいしいんだよ!うちで飲む牛乳よりおいしい」それはそれは、嬉しそうな表情だった。
そうかあ~おいしいのかあ~。私もつられて笑顔になった。
幼稚園の牛乳は森永乳業だか明治乳業だかの200ミリリットルのパックである。実際においしいのかもしれない。あるいは、長男の口に合うのかも。
だが自宅の牛乳も基本的にはパルシステムの牛乳で、こちらもそう味は劣らないと思う。
息子の言う「おいしい」はこういうことなのだろう。「幼稚園でお友だちと一緒にお弁当を食べながら飲む牛乳はおいしい」。だとすれば、結構なことである。
長男はシャイなのか、幼稚園で起こった出来事をめったにしゃべらない。登園を嫌がらないこと、お弁当を毎回空にしてくることなどきっと楽しんで通ってるに相違ないと思ってはいるが。
長男が今通っている園に入園するに際しては他の園にする選択肢もあった。今の園は活発な彼には物足りないのではないか、と。また、そもそも幼稚園は義務で通う場所ではないので、合わないのを無理に行かせることはないとも思っていた。
牛乳がおいしいなんて(笑)、その事実だけでも充分あの園に通ってよかったねと私は思ったのである。
あるいは…うちで飲む牛乳はおいしくないのかしら??それはそれで反省しないといけないのかも…。

