膨大な情報量を有していても、
それらを組み合わせてできるものは無でしかなくて、
理解したはずの精神は、
理解できないものを生み出していく。
必死でたくさんのピースを集める。
それらを繋げればパズルが完成するからだ。
そして、そのパズルに描かれたものを期待して。
しかし、
出来上がるのは白紙のパズルだ。
"完成させれば理解できる"
そう信じていた考えは崩壊する。
ピースを集めることではなく、
パズルに色彩を施すことこそが必要だったのに。
それは、
誰かが描いてくれると思っている内は白紙のままだろう。
最初から、"それ"には何も描かれていない。
考えることは大事。
考えても仕方のないことは考えない、それも大事。