水面には女の子が写っていた。
髪は黒く、肩まで届きそうで届かない長さ。
黒いワンピースの袖口から細く白い腕が伸びていた。
その腕を伸ばし、水の中に手を入れる。
そして両手で水をすくい…
「待て」
突然の声。
女の子…私は声のする方を見やった。
そこには白い布を体に巻き付けた青年が立っていた。
「この泉の水は飲んではいけない、飲めばたちまち大変なことが起きてしまう」
青年は鬼気迫る面持ちで私に警告する。
しかし、そうしている間にも渇きはどんどん増していく。
私は…
①水を飲む
②我慢する
③むしろ泉に飛び込む
④青年に水を飲ませる
※どれかひとつ選択してください。