疲れたまま・・・・・ | WITH HOPE!!

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在英14年目、イギリスの生活を愛し、楽しんでいるMiyukiです。
イギリスで細々と演奏活動をしているので、クラシック音楽の話題、日常、イギリスの姿をお伝えしたいと思います。
バレエが好きで、ロイヤルバレエの公演を主に観ているので、その感想も。

一昨日のコンサートの疲れを引きずったままです。

やっぱり、久々の舞台でのベートーヴェンはきつかったし、それよりも、12月中旬までまともにピアノを弾けなかった私にとって、やはりあの曲は厳しいな、というのが実感。 2月にケンブリッジで再挑戦します。

 指は、再び怪しい・・・・ 本当はスペシャリストのところへ行かなくてはいけないけれど、怖いから2月のオーディションが終わるまでは行かないでおきます。 本当は今行かないといけないのだろうけれど。

 2ヶ月もおとなしくしていたのに・・・・ 最初の1ヶ月はほとんどピアノにも触れなかったし。


 

 一昨日のコンサートは演奏するのは3度目。 他界している指揮者の方が所有していたスタンウェイのフルコンが入っている教会。 とはいっても、とても古いピアノです。 今年に入って初めてのコンサートだった為、長い間ピアノは使われていなくて、朝リハーサルを始めた時には、音が死んでいました。 しかもこの気候。 ピアノを弾く、というよりもピアノと戦う、と言った方が正しい。 日本は本当に恵まれているのですよ。 中身はないけれど。


 ショパンのマズルカ、シベリウスとラフマニノフのワルツ、そしてベートーヴェンの最後のソナタ。

 あの教会でベートーヴェンの最後のソナタを弾いてみたかったので、特に第2楽章はおもしろいものができたとは思います(1ページ飛ばしましたが・・・・) もっと体調が良い状態で弾きたかったな、というのが感想。

 このソナタと出会って既に8年。 弾けば弾くほどおもしろくなってくる曲です。 


 マンチェスター時代からの10年来の友達が来てくれていたのですが、「シベリウスがワルツを書いたなんて信じられない。 でも良い曲。」といわれました。 技術的には中学生でも弾けるような曲だけれど、これも好きな曲。 

 

 コンサートの後、友達がお昼へ連れて行ってくれたのですが、驚くことに、チャイナタウンにモダン・チャイニーズのレストランが最近できたそう。 一見、ナイトクラブのような外装。 中もシック。 まあ、お店の方々は典型的中国人。 

 お茶も種類が多いしおいしいし、飲茶も種類が多いし、凝っていました。 おかゆがおいしかった!!


 隣の駅に住んでいるのに、会うのは9月以来。 

 私の数少ないゲイではないロンドンに住んでいる男友達の一人。 ガールズトーク並みにしゃべることができる相手。 彼の教えがあったから、2時間ほどでしたが、まあよくしゃべりました。

 指揮を勉強していたこともあるから、私が今苦戦している楽譜についても助言してくれてありがたい。


 

 別に和食党ではないのに、コンサートの朝は、白いご飯に梅干。 これが元気の素。 

 そして今日は、頂き物の羊羹と抹茶ミルクで、疲れが半減。 昔はチョコレートで大丈夫だったのに。 なんだかんだ言っても、普段は食べたい、と思わなくても日本人なのかもしれません。

 

 来週に向けて、勉強です。