大阪・千林商店街

加藤銘茶本舗
茶道準教授、教養マナー講師、

加藤あずさです。

 

 

 

一年に一回の福井県陶芸村 茶苑で開催される

花月七事式の修練会に参加していまいりました。

 

 

 

今回は、昨年よりも人数が多く100名近くの方々が参加されておりました。

 

 

 

この「花月」というのは、普通の茶道のお稽古とは違います。

 

 

 

お点前の数が数百種類ありますが、

基本的に5人が組になりくじを引いて、

お点前する人、お茶を飲む人、花を活ける人など役をを決め、進んでいきます。

 

 

その役に当たった人は

速やかにその役をこなし、

その回がどれだけ丁寧に滞りなく

スムーズに行われるか

時間を測るのです。

 

 

なので、

どれだけ普段稽古を重ねているか、

どれだけ臨機応変に対応できるかが問われます。

 

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日頃知った人の中でなく

周りに見学の方がおられ、

そんな中お点前をするので、

 

 

緊張してしまい、

いつもできることが

できなくなってしまうこともあります。

 

 

花月百回朧月

(かげつひゃっかいおぼろづき)

百回稽古してやっとおぼろげにわかるくらい

と先生はおっしゃいます。

 

 

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この修練会は、コロナ禍で途中開催できなくなった数年を除いて

もう13回目の開催となります。

 

 

 

毎回数人は初めて参加される方がおられ

なんと今回若い男性の方がお一方

初参加でいらっしゃいました。

男性で茶道をされる方少ないのですよね。

 

 

 

第一回目から参加されていた、

陶工の男性の方もいらっしゃいます。

勉強のために茶道を始められたとお聞きしていましたが、

 

 

13年経った今ではもう人気作家さんになられ

作品がとても人気だそうです。

 

 

お忙しいようですが、

楽しいので

この会だけは必ず参加されると

おっしゃっていました。

 

 

最近聞いたのですが、

この100人規模の花月七事式の修練会が催されているのは、

私の先生と、東京でお一方がされているだけとのこと。

(先生の先生である大先生もご存命の時は京都で開催されており、私も参加しておりましたが200名規模で社中さんが全国から来られておりました。)

 

 

貴重な場に参加させて頂けていることに感謝でいっぱいです。

 

 

また来年の会に向けて修練が始まります。

 

 

楽しく、たまに厳しくお稽古に励みたいと思います。

 

 

 

 

 

ほうじ茶は香りが命です。

当店では、

茶審査技術九段、
2016年全国茶審査技術競技大会準優勝、
日本茶インストラクターの店主が、

店内奥の工房で、

毎日の様にほうじ茶を焙煎しています。

 

是非出来たてのほうじ茶を

味わってみてください。

 

連絡先

日本茶専門店 加藤銘茶本舗
〒535-0012 大阪市旭区千林2-15-23
TEL:06-6951-4056
FAX: 06-6951-4088
http://kato-meicha.jp/
E-Mail: kato-meicha@outlook.jp
アクセス:京阪千林駅 徒歩1分

     地下鉄千林大宮駅 徒歩10分

 

ありがとうございます。