体に優しい、簡単にできる
ほうじ茶ティーパックで作る茶粥のご紹介です。
こんにちは。
大阪・千林商店街
茶審査技術九段、
2016年全国茶審査技術競技大会準優勝、
日本茶インストラクターの店主のいる、
できたてほうじ茶専門店
加藤銘茶本舗です。
年末年始、よく食べよく飲んで少し胃腸が疲れているかも…と感じる時には、
おなかにやさしい茶粥がおすすめ。
「茶粥を炊くのに使う」とよく買いに来られるお客様から教わったレシピをご紹介します。
もったりしたお粥でなくサラサラのお粥に仕上げるコツも教えてもらいましたよ。
香ばしいお茶の香りで心も身体もホッとできる一品です。
・お米 半合
・ほうじ茶ティーパック 1個
・水 750cc
・鍋にお水を入れ、沸騰したら中火にし、
ほうじ茶ティーパックを入れ2~3分ほど煮て濃いめのほうじ茶を作ります。
・濃い茶色のほうじ茶になったら、ティーバッグを取り出してください。
・お米を入れます。
・ふたをせずに中火で20分前後炊きます。
・途中で白い泡や膜が出てくるので、お玉ですくって取り除いてください。
・ふたをして、10分蒸らしたらできあがりです。
サラサラとした茶粥に仕上げるコツは、
煮込んでいる時にあまりかき混ぜない
途中白いブクブクした泡を取り除く
ことです。
かき混ぜると粘り気が出てしまいます。
焦げ付きが気になるときは、やさしく鍋底についたお米をはがす様に混ぜてください。
「茶粥」をご存知でない方にご説明致しますね。
(実は私も知らずお客様に教えていただきました。)
茶粥とは、お米をお茶で炊いたおかゆのことです。
お茶はほうじ茶が使われ水分が多めで炊き込みすぎないので、サラッとしているのが特徴です。
奈良県や和歌山県では「おかいさん」と呼ばれ親しまれてきました。発祥は奈良県と言われ、「大和の茶粥」として知られています。1000年以上前から僧侶の間で食べられ、庶民へと広がったそうです。
茶粥を炊いている間もキッチン中にほうじ茶の香りがして癒されます。
出来あがって、ひと口食べるとほうじ茶の香ばしさが広がり、ほっとした気持ちに。
昆布や梅干しとともに食べるのがおすすめです。
ぜひお試しください。
日本茶専門店 加藤銘茶本舗
〒535-0012 大阪市旭区千林2-15-23
TEL:06-6951-4056
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http://kato-meicha.jp/
E-Mail: kato-meicha@outlook.jp
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ありがとうございます。