第三子を、乳幼児突然死症候群で亡くして1年半が経ちました。
一回忌を終え、落ち着くと思った心は千々に乱れて、逞のことをブログに書くこともできなくなっていました。
今いる2人の子どもがかわいいと思うと同時にくる、逞(たくま)がいたらかわいかっただろうなーという感情。
この9月から、幼稚園に3人で通わせるつもりだっただけに、今は亡き逞の姿を2人の子どもたちと重ねては、胸が苦しくなります。
家族4人で仲良く過ごす時に感じる、幸せなはずのひとときまで、喪失感と隣合わせで、人生そのものに陰ができてしまった気がします。
この感情ばかりは、誰とも共有できず、1人で持て余す毎日。
こんなに逞のことばかり考えていたら、心が壊れてしまうんじゃないかと、不安な気持ちになります。
兄弟を失わせてしまった子どもたちに、申し訳ないという感情
私の不注意で、また子どもを失ってしまうのではないかという恐怖。
でも、私が元気でいなければ、子どもたちに2次被害を与えてしまいそうで、笑顔で過ごして、1人になると疲れ果てた自分がいます。
一緒に寝ていた子どもが息をしていないことに2時間も気づかなかった自分への憤りと子育てに対する自信喪失
多分、これが一番辛い感情
家族にも周りにも、逞が亡くなったことでいっぱい心配をかけ、これ以上迷惑はかけられない。
それに、誰に話しても、重すぎる話題で、困らせたくない、今まで通りに付き合いたいと言う感情
やり場のない気持ちに押し潰されそうです。
小林真央さんのブログを読んでいます。
神様はなぜ、子どもを育てる環境も愛情もあふれる母子を引き離すようなことをするのかな。
どうして私の息子は死んじゃったのかな。
真央さんも、ブログを始めてしばらく経って、元気な自分だけを見せることに疲れていないといいなぁと思います。
もちろん、ブログは全て本心だと思います。
でも、本心の一部だと思います。
私の場合は、書いているうちに、自然と周りに心配かけないように、逞に関する内容を書く時、陽の感情だけしか書けなくなってしまいました。
頑張らなくていいよ。
神様、真央さんを助けてあげて。
祈る日々です。
逞を出産する前の家族写真を見て、いつも思うこと。
もう一度、おなかに戻して、ここからやり直したい。もう一度会えたなら、もっともっと大切に育ててあげたい。
家族5人で暮らすささやかな幸せ。
今だって、家族4人幸せなはずなのに…
後ろばかり振り返ってしまう自分が嫌いになりそうです。