「小さな幸せを見つけること」
故日高晤郎さんが、生前ラジオでよく言っていた「幸せ感じ上手」ってこういう事なんですね。
メーテルリンクの書いた「青い鳥」という童話がある。
チルチルとミチルという兄妹が、幸せの青い鳥を探しにいく話だ。
遠くまで探しに行くが、見つけたのは、結局は自分の家の中だった、という何とも幸せの本質をつく話だ。
「幸せ」はどこか遠くにあるものではなく、自分のまわりで見つけるものであり、感じるものである、ということ。
努力して、必死になって探しにいくものでもない。
「幸せ」は他の人から指摘されることでもなく、「幸せ」という現象があるわけでもない。
ただひとえに自分で「感じるもの」だからだ。
「人間の最大の悪は何か。それは鈍感である」(野村克也)
必死の努力をしてお金を稼ぎ、地位を築いたとしても、感じ方が鈍かったら、幸せを感じることはできない。
永遠に幸せを感じることはできない。
日々の日常の中に…
小さな幸せを見つけることができる感性を磨きたい。