大体1ヶ月前からラバーをキョウヒョウプロ3ターボオレンジからヘキサーグリップへ変更しました。
この変更に踏み切ったのは過去の使用ラバーの傾向から今の状態だと柔らかめ(中間硬度)のラバーが最適だと判断したからです。
折角なので私が感じた各ジャンルのラバーをざっくり説明していこうと思います。
私が使ってきたラバーは大きく分けて4つのジャンルに分けられると思います。
下に挙げてるのは使ったことのあるラバー
①硬めのスピン系テンション
V15エキストラ、ディグニクス05
エボリューションMX-P
レッドモンキー
②柔らかめのスピン系テンション
V01stiff、ヘキサーグリップ
クァンタムXプロ
③中国製粘着ラバー(チャイラバ)
キョウヒョウターボオレンジ、翔龍
④粘着テンションラバー
ディグニクス09C、ラクザZ
あくまで大きなジャンル分けなので〇〇寄りっていうのは結構あります。
例えば
エボリューションMX-Pは②寄りの①
ディグ09Cは①よりの④
翔龍は①にかなり近い③という感じですね。
各ジャンルでざっくりと性能の傾向があって
①硬めのスピン系テンション
○ 対上前陣ドライブ
◎ 対上中陣ドライブ
◎ 対上後陣ドライブ
△ 対下ループドライブ
◎ 対下スピードドライブ
○ カウンターブロック
○ カウンタードライブ
○ スマッシュ
◎ ショート
○ ブロック
○ ツッツキ
○ フリック
○ ストップ
○ 後陣のしのぎ
○ サーブ
②柔らかめのスピン系テンション
○ 対上前陣ドライブ
◎ 対上中陣ドライブ
○ 対上後陣ドライブ
○ 対下ループドライブ
○ 対下スピードドライブ
◎ カウンターブロック
○ カウンタードライブ
◎ スマッシュ
○ ショート
◎ ブロック
○ ツッツキ
○ フリック
△ ストップ
◎ 後陣のしのぎ
○ サーブ
③中国製粘着ラバー
◎ 対上前陣ドライブ
△ 対上中陣ドライブ
× 対上後陣ドライブ
◎ 対下ループドライブ
△ 対下スピードドライブ
○ カウンターブロック
◎ カウンタードライブ
△ スマッシュ
△ ショート
△ ブロック
◎ ツッツキ
○ フリック
◎ ストップ
× 後陣のしのぎ
◎ サーブ
④粘着テンションラバー
△ 対上前陣ドライブ
◎ 対上中陣ドライブ
○ 対上後陣ドライブ
◎ 対下ループドライブ
○ 対下スピードドライブ
◎ カウンターブロック
◎ カウンタードライブ
△ スマッシュ
× ショート
× ブロック
◎ ツッツキ
△ フリック
○ ストップ
△ 後陣のしのぎ
○ サーブ
とこんな感じの印象を感じています。
粘着テンションラバーはドライブ系全般で安定感と威力を両立してくれます。しかしミート系技術の時に大きく上に上がる感覚+弾みでコントロールが難しく敬遠しています。
中国製粘着ラバーは前陣とサーブレシーブではすごく強みを発揮してくれますがいかんせん扱いが難しく練習量が必要だと痛感します。下がるとスイングにパワーが必要になりますし、硬いラバーだからこそインパクトの強弱がダイレクトにボールに出ます。どちらかというと異質ラバーの認識で綺麗な卓球をしないことを心がけると良いです。
硬めのスピン系テンションは全体的にバランスがよく、球威が出しやすいです。ただ硬い分詰まったや振り切れない時にコントロールが難しく感じます。
柔らかめのスピン系テンションもかなりバランスが良いように感じます。硬めのスピン系テンション程の威力は出ませんがその分安定感に特化した感じですね。ただストップは飛び出しが強めなので入れるだけなら良いですが切ったり変化をつけたりするのは少し難しくなります。
今は中国製粘着ラバーから柔らかめのスピン系テンションへ乗り換えたわけですが、サーブレシーブの恩恵を受けるよりも練習不足で扱いきれなくなった。その中で威力よりも取り敢えず一本を入れたほうが戦いになると判断して柔らかめのスピン系テンションへ戻しました。
あと柔らかめのラバーはやっぱり打っていて気持ちが良いです!レベルが上がるにつれて勝つために硬めのラバーへシフトチェンジする流れが強いですが一般的な初中級レベルではあと一本返せば点が取れる、流れが変わるってことが多いので安定重視のセレクトもアリだと思います。