時間に余裕がある1クラスで、2回目のマイクロディベートをしました。


1回目のテーマは「人は結婚するべきである」か否かでした。


2回目のテーマは「選択的夫婦別姓制度を導入すべき」か否か。

少しレベルアップした内容になります。


学習プリントです。



※進行表は、吉田氏「マイクロディベート指導案(略案) 社会と情報」より


実際は、以下の通りで行いました。

賛成側立論 1分

反対側立論 1分

賛成側反論 1分

反対側反論 1分

補足討論  1分

審判結果発表1分

※1回目と2回目の間に作戦タイム1分を取りました。


1回目のマイクロディベートでは、プリントに、想定される肯定派意見と否定派意見を載せることで、議論をしやすくしました。


今回は、これまでの授業プリントを資料とし、今回のプリント裏に、夫婦別姓に関する裁判を起こした原告側の意見を2例載せました。


授業の最初に、夫婦別姓に対して賛成、反対、どちら派か挙手してもらうと、半々で意見が割れました。昨年度したクラスでは、圧倒的賛成派が多かったのですが、クラスによって違いがあるようです。


その後、自分の立場に関係なく、賛成、反対、両方の立論を考えた上で(10分間)で、マイクロディベート開始。


3人ずつのグループを組み、毎回、メンバーの入れ替えを行いながら三回戦行い、肯定、否定、審判、全ての立場を経験させました。


ジャッジシートです。








生徒たちの感想です。










2回目のマイクロディベート。

まだ試行錯誤の段階ですが、教室が熱気に包まれ、生徒たちの感想からも、その効果が実感できました。


難しいテーマだったにも関わらず、「またいつか、別テーマでマイクロディベートをしたいと思いますか?」の質問に、ほぼ全ての生徒が「したい」と回答していることにも驚きました。


授業の中で、議論すべきテーマに出会ったら、またマイクロディベートしたいと思います。