こんにちは。
ダメンズ引き寄せ症候群・集中治療室の湯川央恵です。
先日「抱きしめたい」という映画を観てきました。
交通事故で障害を持つヒロイン北川景子と
タクシードライバーの錦戸亮のラブストーリー。
実話を元にした映画なんですね。
内容はさておき
この映画の中でとても印象的なシーンがありました。
それは錦戸亮が、北川景子とつき合う前に
それまでつき合っていた彼女と別れるシーン。
バーのカウンター席で
隣同士に座っているのですが
突然の錦戸亮からの別れ話に
彼女が面食らう訳です。
そして
「なんで私がフラれなきゃいけないの…」
そうつぶやいた、次の瞬間！
錦戸亮の頭に、思いっきりビール瓶を叩き付けるんですね。
隣で錦戸亮が床にうずくまっていても
無視して、残ったビールをぐっと飲み干す。
いやー、いいです！
錦戸亮は、マジ痛そうでしたが
彼女側がこれが出来るかどうかが
ダメンズに振り回されるかどうかの境目だと思いましたね。
いや、別に分かれ話になったら
相手の頭にビール瓶を叩き付けろ！
と言ってるわけじゃないんですよ。
そういうことではなくて
「なんで私が・・・」という言葉からも
彼女は自分に自信を持っていた訳です。
自己分析ができていないとか、
空気が読めないうんぬんは、ここでは置いといて、ですよ。
だからこそ突然の別れ話に
納得いかなかったんでしょう。
そこで彼女は
「いい女になろう」としなかったんですね。
「聞き分けのいい女になろう」としなかったのです。
自分に自信があるか、否か。
いや、突きつけられるかどうか。
これが分かれ目になる訳です。
これが後ほど、こんな光景に
つながっていました。
錦戸亮が、障害のある北川景子と結婚したあと
安心して暮らして行くために
バリアフリーの物件を探す訳です。
元カノは不動産会社でやり手のキャリアウーマン。
彼女に物件を紹介してもらうんです。
元カノからは物件の紹介と共に
今の彼を紹介されるんです。
とてもサバサバとした感じで
元カノも錦戸亮も会っているわけです。
つまりあの時、突然の別れ話に対し
元カノは自分の感情を押し殺すこと無く
認めて出してあげたことで
このシーンにつながっているんですね。
あの時、ビール瓶を叩き付けた、あの出来事で
「落とし前をつけている」
わけです。
だから「お互い」気持ちが後に引いてないのですね。
そうなんです。
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ハッキリと「落とし前」をつけることは
お互いのためになる
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何度かこのメルマガでも伝えていますね。
いい人になろうとするから
自分の気持ちを抑えてしまうんです。
いつまでも気持ちが引っ張ってしまい
ぐずぐずしてしまうのは
感情を出し切ってあげていないから。
その気持ちを否定して
押し込めてしまっているから、なんですね。
ですので、未だに何か引っ張っている思いが
あるならば、
その気持ちをしっかり感じてあげましょう。
今からでも遅くはありませんよ。
完結していないその思いを
自分自身がちゃんと
認めて、受け止めてあげてくださいね。
涙が出てもいいんですよ。
悲しい気持ちがでてもいいんです。
イライラした気持ちが出ていいのです。
その気持ちに対して、自分がちゃんと
うけとめてあげることです。
そして完了していない思いを
完結させてあげてくださいね。
湯川 央恵
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