Le Cage aux folles | 四畳半小市民劇場 

四畳半小市民劇場 

東フランスの片田舎、ソルノという村でおっちゃんこと元AngeのFrancis Décampsと暮らす日本人です。
フランスの小市民事情、映画、音楽、料理などなど。
日々思うこと不定期に綴ります。

4月21日(水)2021

 

渥美清の寅さんシンドロームと言うんでしょうか、ミッシェル・セローがどんな渋い役をやっても

小指がたってるように見えてしまうほど、イメージがインプットされてしまった映画です。

タイトル言いますよ、る・かーじゅ・お・ふぉる

folles:フォルというのはfou:フー(気の狂った、気ちがいじみた etc)の女性形、さらに複数形、どん。

なもんで、folleちゃんたちのケージ。

後にアメリカでリメイクされた『バードゲージ』はまんま鳥カゴでなんか違う、

邦題のミスターなんちゃらはもっと違う。

Fouって言葉、よく使うんですよ、会話で。

でもなんだか、ちょっとおちょくった褒め言葉のようで、t'es folle! (どうかしてるんちゃう?)

と言われても全然悪い気しない。

以前、ばば〇こさんが、所有するプログレアルバム数を国別にツィートしてたのをフランシスに教えたら

C'est fou!!f(セ・フー!)って笑いながら言ってたですよ、ね、誉め言葉。

なもんで、この映画のタイトルは『le cage aux folles』であって欲しいと思うのですねぃ。

 

 

film 7 : Le cage aux folles 邦題『Mr.レディMr.マダム』(1978)

監督:エドゥアール・モリナロ

主演:ミッシェル・セロー ウーゴ・トニャッツィ

 

 

雑談

先日フランシスとThe Who(フー)について話したんですよ、

でも何だか話がちぐはぐする、つか、バンド名を言っても「?」な表情。

え、まさか、知らない?うそん。

で、アルバム見せたんですよ、これだよ?知らんの?え?

 

ああ、「れ・うー」ね。

 

なんだよ、「うー」って(ノ_・。) 

フーはフーだろ、しかもTheをフランス語のLesにしちゃうんなら、WhoもQui(誰)だろがー、

Les Qui (レ・キ)

ええわ、もう 「レ・ウー」でええわ。

 

 

あ・びあんとビックリマーク