ローレライに消えた真夏の夜の夢、フレンチプログナイト。 | 四畳半小市民劇場 

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東フランスの片田舎、ソルノという村でおっちゃんこと元AngeのFrancis Décampsと暮らす日本人です。
フランスの小市民事情、映画、音楽、料理などなど。
日々思うこと不定期に綴ります。

le 17 juillet 2020

 

もうたぶん実現することもないだろうから記しておこう。

ドイツのローレライで開催されるNight of the Prog. 

Gens de la Luneは2016年に参加しました。

ご存知の通り、知名度の低い順のプログラミング、バンドの出番はまだ日没前だったけど

大盛況に終わり、フェスティバル終了後のベストパフォーマンスを決めるアンケートでは、堂々の第二位。

翌2017年にはFranck Carducciが、2019年にはLazuliがオーディエンスのハートを鷲づかみ、

オーガナイザーから2020年にこのフランス3バンドで、フレンチプログナイトをやりたいと話を持ちかけられたのです。

その時点でLazuliの2020年ライブスケジュールは決まっていたので不可、企画は2021年へと持ち越されたわけですよ。

で、2020はコロナでポシャり、参加バンドはそのままに2021年に延期。

つことは、あの夢のフレンチプログナイトは22年?いやもうその頃にはGdlLはおりませんしね、ポジティブでありたいけど、21年だってどうなることやら。。。。

今後のロックフェスティバルのあり方自体????ですよ、本当に効果のあるワクチンが開発され、「今年のインフルエンザはコロナが主流です、予防接種をお忘れなく」なんてインフルエンザの一種として扱える日が来るまで、コロナ以前のようなライブなんてあり得ません。

考えてみれば、ヨーロッパで開催されるプログフェス、ほぼ全て参加しているGdlLはかなりラッキーなバンドだと言えます。

さらに、70年代のロックが一番面白い時代に、Angeでのライブを体験しているフランシスも

すでにものすごーーーーいラッキーな人生だと言っても過言じゃないですよね。

諦めてるわけじゃない、だけど、楽観もしていない、とにかく私は68歳のあんまし肺の丈夫じゃない胃腸もすぐに壊れるフランシス・デカンをこのウィルスによって死なせるわけにはいかない。その使命感だけで日々暮らしてます、あとは野となれ大和和紀(なんだそら)

 

何度書き直したかわからないライブ日程フライヤー、このまま使える日がきますように。