2008年に入り、(社)日本パブリックリレーションズ協会のPRプランナー試験公式サイトで、ようやく3次試験の参考図書が発表された。
それまで、3次試験はベールに包まれていて、どういった答えが求められているかわからなかったのだから、これで何となく察しがつくというものだ。
これ以上、受験対策でお金を使うのは抵抗があったのだが、これまで報告書を出したことはあっても、企画書を出したことは殆どなかったので(展示会の時は出したが)参考図書のうちの1冊「図解でわかる仕事の基本 企画の立て方・企画書の書き方 青山昌平/海田夏生(定価1,500円)」を買ってみた。
だけど、企画書の書き方や表現の仕方は人それぞれで、1+1=2でないとわからない、頭の固い私は、「施策」だったり「訴求ポイント」だったり、言葉を置き換えられると何が何だかわからなくなってしまい、混乱していた。
そこでもう一度、多忙な鈴木宣利(スズセン)恩師に救いを求めるメールをして、試験の1ヶ月ぐらい前の6月28日(土)に、なんとか時間をもらう事ができた。
スズセンさんに、いろいろ教えていただいたのに理解できていなくて申し訳ない旨を告げると、かえって「こちらこそ申し訳ない」と言って下さった。そして、私が出した企画の立案に対し、1時間でA4サイズ1枚にまとめたパーフェクトな企画書を提示してくださった。
このレベルの人になると、腕試しでもない限り、資格を取る必要がないんだろうなあと、つくづく思った。この人なら、ぜったいにストレートで3次試験までパスするのになあと、思う。
だけどそうは思っても、実際に受験するのは私だ。
そもそもなんでこの資格を目指したかと言えば、広報・PRに関わっているといっても、そのやっている内容はピンからキリまであり、まして関わって1年や2年の私には社長も支店長も部長も、業者さんだって、私のスキルを図る事は出来ず、仕事もなかなか任せてもらえない。
そこで思いついたのが、この資格を取る事だ。
この資格を取ったら言うんだ。
「私は働きながら自費で勉強し、自費で受験料を払い、そしてここまでの資格を取りました。実務経験3年以上を対象としている資格を、私はこんなに短期間で取りました。どうですか?キャリアは浅くても、私はここまでの知識があります。どうか、私の企画をぜひ真剣に考えてください。」
まあ、その会社も今となっては倒産してしまい、言うところもなくなってしまったのだけれど。
スズセンさんは、試験を通して何度も言ってくれたことをこの日も私に言った。
相手を納得させて「じゃあ、やってみようか」という企画書であれば(すなわち、審査基準をきちんと抑えること)、ぜったい合格できます。kateさんには、それだけの力があります。ぜったいに、やれば出来ますよ。頑張って。
教え上手な人は、人を褒めて伸ばすことも知っている人だ。