子供の洋服って減らそう減らそうと思っていても、
「まだ着られるかも」「下の子に」「近所の友達に・・・」
そんな気持ちが沸いてきて、なかなか減らせないものです。
上の子の洋服はすぐ下の子が着られるようになるから・・・
兄弟、姉妹、となると尚更ですよね。
サイズがまちまち、好みもまちまち、
あれもこれも、あ~~~もう分からないから、
とりあえず取っておこう!
そんなこんなで取っておいたお洋服。
夏物冬物入り混じってタンスもパンパン、
せっかく畳んだ洗濯物も入れる場所がなくて、
その辺に置いているうち、子供が踏んづけちゃって
もう何がなにやら・・・
子供のために取っておいたのに、
その洋服で苦労するのはお母さん・・・
私もそんな気持ちを何度も味わいました。
あまりに洋服が散乱してしまって、
夜中にキィイイイイイ~~~~!となりながら
洋服をゴミ袋に突っ込んだ記憶も・・・(笑)
そうなんです。子供のために買った洋服、
取ってある洋服、その子供のための洋服が原因で
イライラしてしまうんですね。
洋服を処分しようとすると子供は
「え~~それ気に入ってるのに!」と言います。
でも、その子供は脱ぎっぱなしで放りっ放し。
洗ってもくれないし畳んでもくれないし、
もちろん衣替えなんてしてくれないわけです。
それ全部やるのはお母さんです。
お母さんが管理しきれない量の洋服は
お母さんが管理しきれない量の洋服は
子供だって管理しきれません。
忙しい朝、バタバタとお弁当を作っていると
「お母さ~~ん、あの洋服どこ~~?分かんな~い!」
「だから、ちゃんとしなさいって言ったでしょ!」
「どこ~~!分かんな~~い!」
「も~~~!自分で探しなさいっ!」
このイライラを少しでも減らすために「減らすのは洋服」
自分の生活を少しでも楽にするためです。
お子さんの気持ちは大事です。
可愛い洋服や素敵な洋服も大事でしょう。
でも何が一番大事って「お母さ~ん!」って呼ばれた時に
笑顔で「な~に?」と返事が出来る事です。
依頼人様、今日は今までにない頑張りです。
何度もフリーズしました。手も止まりました。
でも減らさないと収納場所がもうない。
そして山のような洗濯物がタンスに入りきれない。
「美貴さん、背中押して!それいらないって言って!」
1枚1枚手にとって「これは?」「これは?」
段々、上の息子さんと下の息子さんの好みの違いが
頭の中でクリアーになってきました。
サイズ的には着られるし、まだ痛んでいない。
でもお兄ちゃんは好きだけど弟はこういうの着ない。
写真にある洋服はまだまだ半分。
タンスの中もパンパンでしたから全部ひっくり返して
チェックし直しです。
夕方までに45Lに5袋の洋服が出ました。
まだまだ新品同様の洋服もありました。
でもそれをまた「いつか誰かにあげる」と取っておくと、
そのいつかがやってくるまでずーっとそこにあるんですね。
今は安い子供服屋さんがあちこちにあります。
減らせるだけ減らして一度それで生活してみると
洗濯物の少なさにホッとしたり、タンスに余裕がある事で
フフ~ンという気持ちになったり。
子供の洋服の量を決めるのは子供ではなくお母さんなんです。
自分で決めるのは大きくなってから。
洋服は沢山あるけどお母さんがいつもイライラしてる生活と、
洋服は決まった量しかないけどお母さんニコニコの生活。
洋服は決まった量しかないけどお母さんニコニコの生活。
お子さんはどっちの生活がいいか・・・
お母さんはニコニコ、洋服も一杯!と言われたら、
「早く大人になって自分で頑張ってね~~~~!」と
満面の笑顔で言いましょう(笑)
満面の笑顔で言いましょう(笑)
笑顔のお母さんに勝てるものはないはずです。