ベビーサインのエピソード【鳥】 | あさきりつこ/ベビーサイン教室まるさん(静岡市)

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「ベビーサイン教室まるさん」

あさきりつこです。

 

 

 

ベビーサインのメリットの1つに

「家族の絆が深まる」があります。

今日はそんなエピソードを紹介します

 

 

 

 

私の義父は、

少年団のサッカーのコーチをしたり

近所の子も連れてキャンプに行ったり

釣りに行ったり、山登りしたり

スキーしたりと

週末はアウトドア三昧のお父さんだった
と聞いていたので

孫とはどんな遊びをしてくれるんだろう?と

期待していました。

 

しかし

赤ちゃんの息子を連れて行ったら

「俺は赤ちゃんは無理。喋るまでは怖い。」

と言われてしまいました。

 

なので、
息子とおじいちゃんのコミュニケーションは

大きくなるまで待つしかないかなぁと
諦めていました。

 

そんなある日、

ベビーサインが出始めた息子と
パパの実家に行ったら

【鳥】のサインを始める息子。

 

庭の木の枝に
義父が蜜柑を切って刺しておいた所に
鳥が食べに来ていて

それを見た息子がサインを出したのです。

 

私が口の前でくちばしのように
親指と人差し指をパチパチさせて

「【鳥】と言っていますよ!」

と伝えたら義父はビックリ。

 

「鳥が分かるのか!」
と急に目の色を変えて大喜び。

 

鳥を見せるだけでなく

口笛で鳥の鳴き声を真似て聞かせて

サインをするのを見て満足したかと思ったら

ベビーカーに乗せて
2人でお散歩へ行ってしまいました。

家の周りで鳥を見つけては

2人で【鳥】のサインをして
笑い合ったそうです。

 

 

義父のように

まだお喋りを始める前の赤ちゃんは
よく泣くし

何を考えているのか分からず

対応できる自信がなく

「怖い」という感情になる人も
いるかと思います。

 

しかしベビーサインがあると

そんな人でも
コミュニケーションが取れます。

 

義父はこれがキッカケで
息子との距離をぐんと縮めました。

 

ベビーサインのメリット

「家族の絆が深まる」

そのものです。

 

この手の動きは何を表しているの?

最初は私が通訳になりながら

そのうちに家族みんなが
ベビーサインを覚えて

コミュニケーションを取りました。

 

お喋りを始める前から自ら発信して

それに対して周りの大人が反応してくれる。

 

そんな成功体験をたくさんした息子は
高校生になった今

自己肯定感の高い

謂れのない
自信に満ち溢れた子に育っています。