かたりましょうのたかしまりょうです。
今日は12月12日。
ゾロ目の日ですね。
ゾロ目の日というと、
11月11日はポッキーの日。
個人的にというか、
体型的に親近感を覚える日です。
では、旧暦十月十日は、
何の日でしょう?
旧暦十月十日は、
今年も出雲に行かせていただきました。
いづも行ってるわけではありませんが、
毎年行かせていただいているので、
いづもと言ってもいいかもしれません。
この日は、
全国から神さまたちが出雲にやって来る日。
その神さまたちをお迎えするご神事が行われます。
神迎(かみむかえ)神事です。
ぼくは、この神迎神事を拝する(観光客として見物する)ようになって、
今年で7年連続となりました。
出雲にはいづもいるわけじゃないけど、
神迎にはいづもいますね(笑)。
旧暦十月十日、
全国の神さまが出雲に集うとされています。
それから1週間、
八百万の神々は出雲で会議と宴会をするのだそうです。
会議なのに、宴会なんてしてえーんかい?
と言う人は懐疑的な人。
会議も大事だけど、
宴会も大事なんですねー。
宴会は縁会。
宴会は円会。
縁を結び深めて、
円い和が生まれます。
この期間は、
全国各地では神さまがいなくなるので、
神無月(かんなづき、かみなしづき)と言います。
それに対して、
出雲では神さまでにぎわうので、
神在月(かみありづき)と言います。
神無月の間は、
全国では大工さんが合唱すると言われています。
歌うのは、『第九』ではなく、『大工』。
大工は木を削る〜♪
カンナ好き〜♪
シュッシュッシュ〜♪
カンナ好き〜♪
シュッシュッシュ〜♪
(『与◯』のようなメロディーらしいです)
もちろん単なる噂ですから(しかもたった今生まれた)、
口外しないことをオススメします。
出雲では神在り。
全国各地では神無し。
ということは、
出雲での神迎えに対して、
全国各地では神隠しということになるでしょうか?
でも、神隠しと言うと、
神さまがさらわれてしまったような感じだし、
神さまをさらったのは誰だー!なんてことになってしまいます。
千と千尋の神隠しというのはありでも、
神と神々の神隠しというのはミョーな感じです。
神の連続で噛みそうにもなるし(噛みんちゅ登場)。
神さまがいなくなるというのは、
神さまがお隠れになると言うのでしょうね。
自らお隠れになる(見えなくなる)わけです。
ということは、
出雲の神迎えに対しては、
全国各地では神隠れと言えばいいのかな?
神と神々の神隠れ。
うん、しっくりきました。
噛みんちゅになりそうなのは変わらないけど(笑)。
思いつくままに勝手に命名してしまいましたが、
意外と神さまからの要請だったのかもしれません。
神迎えとセットになる呼び方が欲しい!
ぜひ、考えてくれ!
って。
そうなんです。
神がくれ!と言うんです。
ちなみに、
トイレでは、
紙をくれ!と言います。
神迎えと神隠れ。
神さまは受け取ってくれるかな〜?