巷で話題のこれ系の話ですが、思うに、、、
オッちゃんやオバちゃんがよく使うfacebookは基本は絵日記です。毎日起こる「コト」の中で、オレ/ワタシって「イケてる」ってことが表現され、お互いにマウント合戦になる。だから空港や新幹線内の投稿は「ガンバっていて、イケてる自分」の可視化である。ある意味カワイイ。
一方、若い子が多く使っているInstagramは基本は「インスタ映え」する写真集である。対象となるのはコトよりも実は「モノ」が多いんじゃないかと思う。「ステキな世界観」を「モノ」を通して互いにマウンティングをしてなさる。
そういう意味では、オッちゃん&オバちゃん同士は「体験 VS 体験」の対決で、直接的なマウンティング表現なので「自慢」のポイントが分かりやすい。この「分かりやすさ」が、若い子には「下品」に思えるのかもしれない。
一方、若い子同士は写真集風の「世界観」のマウンティング。ハイコンテクスト過ぎて分かりにくいことが、オッちゃんである私にはよくある。ハッシュタグ文化などを例えれば、まさに和歌の歌合(ウタアワセ)の感じ。
私の説明で腑に落ちるかどうかは分からないが、似たようなことしてるのに世代間で「対立」する状況は見ていて悲しい。ついつい何でも言語化して理屈で説明したくなる。オッちゃんのこれまた悲しい習性である。
ちなみに私はInstagramでは10人くらいしかフォローしていない。ハイコンテクストな世界観に日々触れるのは毎日10人が私には限界。facebookは何人でも平気。
ということで、たかがSNSなのでみんな好きに使えばいい。
など。