こんにちは
発達科学コミュニケーション
片庭はなです
前回までのお話
長女が「いい子症候群」だと気づいて
まず最初にやったことは
彼女のこころの回復でした
まず、本人の希望通り、学校はしばらくお休みしました
そして、何年か振りに一緒に寝ました
スキンシップもたくさんして
彼女が話したくなったら「カウンセリングモード」にはいり、
ただ隣で「うん。うん。」と話を聞きました。
(「カウンセリングモード」についてはまた改めてお伝えしようと思います)
彼女は「学校に行かないこと」に罪悪感を持っていました
こころを回復させるために学校を休んでいるのに
そのことでさらに、苦しんでいたのです
私は「教育機会確保法」のリーフレットを印刷し、見せながら
「心が疲れたとき等は、学校に行かなくていいんだよ。
学校を休む必要があるって
法律で決まってるんだよ。」
と話しました。
そして、自由にやりたいことをやらせ
彼女の気の向くままに過ごさせました
【子どもを「いい子症候群」から救う方法】
「いい子症候群」の子は自己肯定感が低くなりがちです。
子どもの「ありのまま」を受け入れましょう
①子どもの意見を尊重する
子どもに意見を聞いて、それを生活に取り入れましょう
なかなか言い出さないお子さんには、「待つ」ことが大事です
ついつい先回りして、
「こっちが好きだったよね?」
「前はこれを美味しいって言ってたよね?」等
親としては「アドバイス」のつもりで
声をかけてしまいがちですが、これはNG
こう言ってしまうと、
「お母さんはこっちがいいと思ってるんだ。」と思い選んでしまうので、
結局は「親の意見」になってしまいます
子どもが自分で決めて、言い出すまで、待ってあげてくださいね
そして、その意見を尊重して、取り入れてあげてください。
②ルールを過度に決めず、任せてみる
子どものことが心配なあまり、たくさんルールを作っていませんか?
本当にそれは必要なのか、いまいちど見直してみてください。
もちろん、必要なルールもありますが
子どもの好奇心や行動をストップさせてしまう「縛り付け」のルールは
「いい子症候群」になることを加速してしまいます
子どもは子どもでしっかりと考えています。
「子どもは自分とは別の人格だ」ということを心にとめて、
子どもにまかせてみてください
③結果よりも、子どものがんばりを認める
結果ばかりほめていると、「いい結果だったから褒めてもらえた!」と思い
失敗したときに、必要以上に自分を責めてしまいます
「失敗してもいいんだよ」と伝え、そこまでの過程をほめてください
そこまでのがんばりを認めてあげてください
「親の失敗談」を話してあげるのも効果的です
娘はうつ症状になっていましたが、
発コミュの対応を続けることで
次第に元気を取り戻し
1週間の「リフレッシュ休暇」を経て
また元気に学校へ行っています
まだまだ学校では頑張りすぎてしまうので
家を「休める場所」にして
バランスをとってあげつつ
また疲れたら「リフレッシュ休暇」とろうね
と話しています
不安の強いHSCっ子親子に
笑顔が増えますように
最後まで読んでいただき、ありがとうございました