こんばんは。鈴鹿 さと子(すずか さとこ)です。
先日、ビリーフチェンジ認定講師、宮岡先生の個人セッションを受けてきました。
普段はクライアントさんにセッションしている私も、定期的にクライアントとして、個人セッションを受けて、心のメンテナンスをしています。
自分がラクになっていくと、その分だけ、クライアントさんのこともラクにできる、という棚田先生の言葉、本当にその通りだと、最近よく思うので、この過程は外せません。
自分が成長していくことで、クライアントさんに与えられるものが、もっともっと大きなものになっていったら、最高にうれしいなと思っています(^^)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160720/23/kasyoku0511/1e/9d/j/o0400026713702557782.jpg?caw=800)
さてさて。
初めての宮岡先生のセッションでしたが、自分の存在をもっともっと大切にできるように、というセッションをしていただきました。
ビリーフチェンジでは、「怒り・悲しみ・恐れ・喜び」この4つの感情を自由に使えることを目指していますが、人によっては、出すことが苦手な感情というのがあります。
私の場合は、「怒り」でした。
怒りを感じると、無意識に抑えてしまうクセがあるんです。
そんな私に、宮岡先生は優しく、私が心の中に持っている「怒りを出してはいけない」という制限を破ってくれます。
「怒りと攻撃は違う」
「正しく怒りを使っているときは、誰も傷つかない」
「たとえ相手が親であろうとも、イヤなことがあったら伝えてもいい」
最初は、腑に落ちなくてもいいんです。
うん。うん。そうだそうだ。と、まずは、頭に取り込みます。
「怒りを出すことは、悪いこと。」
「怒りを出すことは、人を責めること。」
「怒りを出すなんて、みっともない」
と怒りに対して、良くないイメージを持っていると、うまく怒りを使えなかったり、怒りを感じても、我慢するしか方法がなくなってしまいます。
でも、自分の内側から上がってくる怒りを抑えるのって、とても不健康なことなんです。
ずっと抑え続けていると、今度は、その抑圧されたエネルギーが、自分の身体を攻撃するようになり、痒みや痛みとなって表れることがあるからです。
また、怒りを抑えることにエネルギーを注ぐので、ふさぎ込んだり、不安がちになったり、外に出ることが億劫になったり、感情面や行動面でも不安定になっていきます。
私の場合も、「お父さんに怒りを向けると、暴力を振るわれそうで怖い。だから、怒ってはいけない!おとなしくしていなければいけない!」
という思考が、私の怒りをいつも止めていました。
それが、今回のセッションでやっと、怒りを出すことに許可が下りて、怒りを身体の外に出す解放感を味わえました。
怒りを出すことに許可が出たおかげで、長い間抱えていた、お父さんに対するトラウマも、やっと解決に向かいました。
トラウマ体験のある方は、ほぼ全員が「自分が怖い目や痛い目にあっているのは、自分が悪いからだ」と思っています。
私も、「お父さんが暴力を振るうのは、私が悪いからだ。だから、受け入れなくてはいけない。」と思っていましたから、このセッションで「私は、悪くない」と腹の底から言って、子供のころに身につけた罪悪感を手放せたことは、ものすごいことでした。
涙涙のセッションが終わった後、10分もしないうちに生理がきました。
2週間近く、遅れていたので、これにはビックリ!!
これだけでもビックリなのですが、もう1つ身体に変化がありました。
セッション以降、皮膚の痒みがないんです。
酷いときは、夜ずっと掻きっぱなしなので、ステロイドで抑えることもしばしばなのに。
もう何年も前から続いていた症状です。
今日、まったく掻いていないことに気づいちゃいました~!!
やっぱり私の痒みと掻きむしる行為も、怒りを抑え込んでいたことによる反転行為だったんですね(^^)
怒りは、「イヤなものは、イヤ」「それは、違います」「それをされると私は傷つきます」と相手に伝えて、自分や大切な人の身を守るためのすごく大切な感情。
キレたり、感情的に叫んだり、取り乱しているのは、怒りではありません。
ホンモノの怒りを正しく使えるようになると、心と身体がラクになっていくはずなのです。
私と同じように、あなたも怒りを出してはいけないと決めているとしたら、それはどんなことを想像して抑えているのでしょうか。
誰から、怒ることはいけないことだと学びましたか?
鬱気味の症状に悩まされている方は、一度考えてみるのもいいかもしれませんね(^^)