(すこし)凍れる白猪の滝 | 松山市はなみずき通り近くの漢方専門薬局・針灸院 春日漢方

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(すこし)凍れる白猪の滝

 

 

先週、12月17~23日は、四国でも暖冬予想をくつがえす寒波に襲われていました。瀬戸内気候の松山でも、最高気温が、ずっと10℃以下。

金曜日はもっとも寒く、5℃にしかならなかった。

 

ふだんなら、エアコンを20℃に設定すれば、自然と22、23℃に上がるのに、金曜日は、18℃にしかならず。

外が寒くて、エアコンのパワーが足らない。こんなことは滅多にないことです。

 

私は冷え性なので、寒いのはイヤなもんですが、しかし、最高気温が10℃を切る日が続けば、楽しみに期待できることが一つだけ。

 

市内から車で、わずか40分。

東温市の白猪の滝が、氷結することです。

 

 

滝が凍るようなところに、車で行けるのか? と言われそうですが、松山と高松を結ぶ動脈、国道11号線から、国道494号線に分かれて、15分ほどで白猪の滝公園の駐車場につきます。

 

一応、国道なので、除雪されていて、これまで何度も、滝が凍るような寒い日に来ていますが、そこまでの道が、凍って危険ということは、一度もありません。

 

土曜日までは、松山市内でも、かなり冷え切っていたのに、日曜日の昼過ぎになると、気温が緩んできている。

車の中でも、日が差して、エアコンをつけると顔が火照ってしまう。

 

滝の下の駐車場で車を降りても、ぜんぜん寒くない。

あたりを見回しても、路肩にもどこにも、雪も氷も見えない。

それに他の車も、1台しか来ていない。

 

駐車場から滝まで、約1キロちょっとの道のりですが、高低差が100メートルほどあるので、年を取ると、急な坂を上がるのが、辛くなっています。

 

 

30分ちかくかけて、急な坂道を登って、さすがに滝の近くまでくると、空気は冷え切っていますが、こちらは息が上がって、額に汗がにじみます。

 

滝はどうなっているかというと、滝の真ん中のいちばん水量の多い部分が、すでに崩れ落ちていました。

 

 

滝つぼの白い山は、崩れ落ちた氷が積み重なったもの。

 

2日前の、金曜日、市内でも最高気温が、5℃以下という日だったら、滝は全面凍結して、分厚い氷の塊の奥のほうから、青緑の光を発して見えたでしょう。

 

 朝日新聞の日曜日の投句コーナーから

   凍て滝の芯より水の声聞こゆ     栃木県 大塚吉雄さん

 

上の写真では、その「滝の芯」が、崩れ落ちてしまっていました。

 

今年の1月29日、つまりほぼ1年前。

やはり、寒波に、こちらでは珍しくかなり雪が降りました。

その時の写真をお見せします。

 

 

 

このときは、駐車場から滝の上まで、どこもかしこもツルツルに凍っていました。

同行した友人がゴム長靴を貸してくれたから、安全に歩けましたが、普通の靴の人は、思い切り滑って転んでいました。

年がいって、身のこなしが悪くなってるから、滑るとひどいことになりそうです。

 

でも、また来年、寒波が襲ってきたら、来てみようと思います。

ただ、私が日曜日しか休みがないので、ちょうどその日に、冷え切っていないと、昨日みたいに、真ん中は溶け落ちたあと、ということになりますね。