小牧・長久手の戦いゆかりの地(2) 【犬山城】
国宝 犬山城です。
北尾張での戦いは、この犬山城が池田恒興によって落とされるところから始まります。
当時、池田恒興は大垣城主だったのですが、以前に犬山城主だったこともあってよく知っている城、ということだったんです。
また、当時の犬山城主は織田信雄の家臣・中川定成。
この中川定成が伊勢へ出陣していたところを、池田恒興が攻めます。
手薄になっていた犬山城は、一晩のうちに落ちることとなります。
いわゆる、【犬山城の戦い】です。
これにより、秀吉方は尾張に橋頭堡を置くことができ、八幡林の戦い、小牧でのにらみ合い、長久手の戦いへと進んでいきます。
おそらく、この犬山城の戦いのときに、先日ご紹介した伊木山城を拠点にしていたのでしょう。
写真の1枚目は、現在の犬山城天守閣です。
それほど大きくないですが、木曽川沿いにある後堅固な城郭で、とてもカッコいいですね。
まぁ、その堅固な後ろ側から攻められて落ちるんですけどね。
木曽川を挟んで岐阜県側(美濃側)からみた犬山城です。しかも夕暮れどき。
犬山城の戦いは夜陰に乗じて攻めたとされていますかが、そのときの雰囲気を感じられるかなぁと思って撮ってみました。
犬山城は現存する天守で、国宝です。
【位置情報】
〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券65-2
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