前回から、
あなたがビジネスでもプライベートでも、成長、発展し、それが継続していくために絶対に必要な「季節」
についてのお話を進めています。
まだお読みでない方や、もう一度読みたい方は、こちらからお読みくださいね
<前編>仕事も人生も!あなたの成長・発展・継続に絶対に必要な「季節」とは?
そして今回は、前編の続きです。
前編でのお話を読んでいただいて、
「農業技術の話が、自分の成長や発展、継続となんの関係があるの!?」
と思われた方も多いかもしれませんね
私の専門である九星気学風水(=気学)では、一白水星から九紫火星まである9つの星をそれぞれ、春夏秋冬のバイオリズムに当てはめて考えることができます。
それで、誰にとっても9年に1回や、9ヵ月に1回の周期で、
「冬の時期」
がやってきます。気学の言葉で表現すると
「坎入」(かんにゅう)
といって、人間関係や経済的、体調などすべての面で、ほかの時期と比べると苦労や困難、果たすべき役割が多くなり、自分としっかり向き合って
「今、自分は何をすべきなのか?」
「自分に足りていないことって何だろう?」
と考える必要があり時期なので、季節で言えば暗くて寒い「冬」に例えられるのです
多くの人は坎入することを嫌って、その時期が早く明けないかと焦ります。人によっては、気学の言葉では使わない「大殺界」とか「厄」などという表現を持ち出して暗い気持ちになる人もいるようです
でも、前回お話ししたバナナもそうですし、あなたも毎年楽しんでいる桜について思い出してみてください
よく「暖冬だと桜は早く咲く」と思われがちですが、暖冬が続いてしまうと桜の開花が遅れるそうなんです
実は、開花に必要なのはあたたかさだけではなく、一定期間の寒さも必要なのだそうです。
なぜなら、桜は春に咲き終わると、その次の春に備えて夏の間に花芽を形成して、青々と葉が茂る夏から秋にかけての時期はお休みに入り(=休眠)、秋から冬に落葉して、
冬になって一定の期間低温にさらされると、花芽は眠りから覚めて開花の準備をはじめて(=休眠打破)、春に気温が上がると花芽が一気に成長して開花に至るのだそうです
私はてっきり、桜の開花スイッチが入るのは春が近づくにつれて暖かくなるからだと考えていましたが、実は冬の寒い季節にスイッチが
入るのですね
言われてみれば人間だって、ぬるま湯よりも冷たい水で顔を洗うほうが目がパチッと覚めますよね
私たち人間は大自然の一部であって、地球という土地をお借りしてビジネスをしたり生活をしています。
ですから、大自然の循環、呼吸に合わせて生きることが“自然”であって、それに逆らうような言動をすることは“不自然”だと言えるでしょう
もしあなたの周りで大きな成功を収めていたり、人から慕われて幸せな人生を送っている人がいたら、
その方はきっと、暗くて寒い冬の季節から逃げようとせず、しっかり向き合って、冬の時期だからこそするべきことに取り組んで、自分に課されたことをしっかり乗り越えたからこそ、今の成功があるはずです
あなたも、心身ともに豊かさを感じながら、仕事も人生も長きにわたって成長・発展・継続したいならば、ぜひ冬の時期こそ有効に活用していただきたいなと思います
最後までお読みいただき、ありがとうございました