湘南国際マラソン2023 ① | KaSoランブログ

KaSoランブログ

細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【湘南国際レポ ~Start前】

 

「湘南」と聞けば、眩いばかりの海。

キラキラした水着美女が、海辺を走る。

そんな情景が、目に浮かびます。

 

一方の私は8月の猛暑日の中、ひたすら距離を稼ぐためだけに湘南海岸を往復していました。

じっとしていても汗が噴き出るのに、走ればその量は倍増。

清々しい情景とは、真逆です・・・(汗

 

 

 

そんな暑苦しい(笑)時期から流れ、季節は冬。

まだ夜明け前の暗闇の中、息は白い。

電車を乗り継ぎ湘南へとやってましりました。

 

下りたのは二宮駅。

大渋滞を覚悟していましたが、

拍子抜けするほどホームは空いている。

 

そのままスムーズに改札を出る。

流石に駅構内は、人が多い。

それでも止まることなくバスロータリーに着くと、目の前にバス待ちの列。

 

例年ならば商店街をぐるりと行列が回っていましたが、

今年はその場の列だけで終えられました。

 

何となく感じたのが、参加人数が減っている・・・?

以前はエントリーするのも大変でしたが。

コロナ以降、どのレースも人を集めるのに苦労しているようです。

我々ランナーとしては、参加して応援するのみです。

 

 

 

 

バスは一路、大磯プリンスホテルへ。

下車後、西側入口から会場である「大磯ロングビーチ」に入場。

 

といっても、まだ時間前。

朝焼けを眺めつつ、友人と談笑しながらオープンを待つ。

前回の丹沢湖に続き、今回も友人との参戦。

いつもと違って、賑やかです。

 

6:30、会場オープン。

プールを素通りし、スライダー下の芝生広場へ。

その場所に陣地を敷きました。

 

まだまだ整列時刻まで時間があるので、会場を散策。

海から朝日が昇り、フィニッシュゲートが赤く照らされる。

今回も、無事に帰って来れますように…。

不安をかき消すような祈り。

 

今シーズンはケガの為、調整が遅れ気味。

10日前の大田原は、3時間27分。

ならば、今回は3時間20分を切りたいが、果たして…?

不安しかありません。

 

 

 

 

 

陣地に戻って、準備を始める。

今回の装備は・・・

シューズ dadizero adios PRO3
下半身 2XU MCSランコンプショーツ

      タビオレーシングランプロ5本指ソックス
上半身 シングレット
アクセサリー キャップ、サングラス、グローブ

ボーチ ネイキッドランニングバンド

補給 150mlソフトフラスクにMagOn青ミカン2個レモン2個のブレンド(笑

その他 ニューハレニーダッシュ

    左足首を固めのテーピングで保護

    Os-1ゼリー

    ソフトカップ

 

シューズは決戦用のPRO3

 

寒くなるかと思い、アームカバーも持って来ましたが、予想外に温かい。

よって、グローブのみを装着。

 

補給のMag0nは、家に余っていたモノ。

同じ柑橘系フレーバーなので、混ぜても大丈夫だろうとの判断。

味オンチの自分には、どんなモノでも関係ナシですが(笑

 

「200ml以上の水分を持ってスタート」とのルールなので、

Os-1ゼリー(200mlパウチ)を所持。

 

 

 

 

そして、湘南国際マラソン最大の特徴である給水システムについて。

ゴミ削減のために、紙コップを廃止。

マイボトルorマイカップで給水せねばなりません。

 

昨年は350mlのソフトフラスクを持ってスタートしました。

立ち止まる抵抗感から、結局フィニッシュまで、それだけの水分量しか摂取していません。

その結果、後半はやや脱水気味だったと思います。

 

その反省から、今回はしっかりと給水しようと考えました。

とすると、携帯するのはボトル(フラスク)か?カップか?

 

ボトルの場合、一度満水にすれば、暫くはそこから水分摂取できる。

つまりは、立ち止まる回数を減らせる。

イーブンペースで走ることがベストのマラソンにおいて、

ストップ&ゴーを減らせるのは重要なファクターです。

 

しかし、ボトルは満水にするまで、時間がかかる。

そして、満水にしたボトルは、少なからずウェイトになる。

 

対して、カップは立ち止まる回数は多くなる。

しかし、余分な水分を持って走ることはなくなる。

 

どちらを優先するべきか・・・。

悩みつつ、結果、カップをチョイスしました。

自分にとって、「身軽に走る」ことが、最も重要だと考えたからです。

コードリールでポーチに繋ぎ、不意の落下を防ぎます。

 

 

 

 

 

着替え完了後、いよいよ集合場所に向かう。

その前にトイレへ。

 

トイレは大行列でしたが、かなりの数が準備されていたため、思ったより待ち時間は少ない。

そして、洋式トイレであることが、ポイント高し(笑

 

 

 

 

無事、出走前の儀式を済ませ、スタートラインへ。

今回はAブロック。

待機場所からスタート地点となる西湘バイパスへ踏み入れる。

 

バイパスの南側には、相模湾が広がる。

そして、上ったばかりの朝日が眩しく輝く。

遠くに見える水平線を眺めていると、とても雄大な気持ちになれます。

 

練習不足の中、何処まで走れるのか?

そんな不安も、全てを飲み込む広さがありました。

 

好きで走っているだけ。

どんな結果になろうと、オールOK。

 

ある意味、開き直りですが、それが案外良い結果に繋がるのかもしれません。

潮風交じりの空気を吸い込み、

9時ジャスト、レーススタートの号砲が鳴りました。

 

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村