湘南国際マラソン2022 ③ | KaSoランブログ

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【湘南国際レポ ~江の島折り返し】

 

9時、フルマラソンの部スタート。

 

整列した場所は、Aブロックの後方。

スタートラインまでのロスは、50秒。

 

因みに、湘南国際マラソンではネットタイムが正式な記録。

しかし、私はあくまでもグロスタイムに拘ります。

故に、この50秒をまずは回収していかねばならない。

 

スタートラインを過ぎてからは、一気にペースを上げる。

幸い西湘バイパスの道幅は広く、それほどランナーが詰まっている感じではない。

間を縫いつつ、前方へと出ます。

 

今回の目標は、サブ3。

湘南国際マラソンでは、ペーサーが細かく設定されています。

なので、サブ3ペーサーに引いてもらう作戦で走ります。

 

もっとも、そのサブ3ペーサーはAブロック先頭位置からスタートしているらしい。

先ずはそこまで追いつかねばなりません。

そうすれば、自然と先程のスタートロスも回収されます。

 

 

 

 

 

スタート後、しばらくキロ4分一桁代で走り続ける。

 

西湘バイパスから見える景色は、とても爽快。

空も、海も、真っ青。

太陽が眩しい。

 

しかし、その分気温は高め。

スタート間もないですが、汗が止まりません。

十分に水分補給しなければならない。

 

その水分補給について。

今回の湘南国際マラソンの、最大の攻略ポイントと言えるでしょう。

大磯ICを越え、西湘バイパスを降りたあたりに初めての給水ポイントがありました。

流石に、このペースのランナーは誰も利用していない。

 

 

透明のボトルが水、銀色のジャグがスポーツドリンク等とのことらしい。

通り過ぎつつ横目で観察して思ったことは、

 

「はたしてこれで給水できるのか」

 

給水するイメージが、全く湧かない。

普段、なるべくペースを落とさず、走りながらがコップをゲットし、給水している。

どうしても一旦足を止めることへの抵抗が拭えません。

 

とりあえず、今はマイボトルの水分で給水しつつ、暑さに備えます。

 

 

 

 

 

スタートから快調に走り続け、7km地点を過ぎる。

目の前には湘南大橋。

箱根駅伝でも、よく目にする場所です。

 

基本的に平坦なコースの湘南国際マラソンですが、これらの橋を越える際はアップダウンがあります。

湘南大橋は全長が長い分、そのアップダウンも大きい。

その上りに目を向けると、大きな集団が目に入る。

 

どうやら、ペーサーを中心としたサブ3集団のようです。

 

相模川を渡って、茅ケ崎市に入った所で8km地点。

そこで、やっとサブ3ペーサーに追いつくことができました。

 

 

 

 

 

集団に追いつき、その最後方で息を整える。

 

それにしても、大きいサブ3集団。

ざっと見積もっても50~60人はいそうです。

これだけの人数が、サブ3を目指して走っているのか。

私も、気を引き締めてその集団に仲間入りさせてもらいます。

 

コースは茅ケ崎サザンビーチを越え、江の島方面へとひた走る。

観光地でもあり、沿道には多くの観客が声援を送ってくれます。

 

それらの声援に押されつつ、私はひたすらサブ3ペーサーについて走る。

集団で走るというだけで、気持ちは落ち着き、走りが楽になります。

 

ただ、その一方、給水はより難しくなりました。

集団のペースに乗っているため、端に寄ったりスローダウンするのが難しい。

走りながらならまだしも、一旦止まらないといけないことを考えると、後方のランナーとぶつかりそうで怖いです。

 

 

 

 

集団の中で走り続け、18km地点を過ぎ、マンションや商業施設が立ち並び、賑やかな区間へ至る。

右側に目を向けると、江の島が見えてきました。

 

沿道の観客は、より一層多くなり、その声援も倍増。

絶好のシチュエーションにテンションが盛り上がる中、江の島の第1折り返し地点へ。

 

コースは180度転換し、再び大磯を目指して走ります。

 

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