湘南国際マラソン2022 ① | KaSoランブログ

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【湘南国際レポ ~準備】

3年ぶりに開催の、湘南国際マラソン。

 

2年前の2020年大会からメインスポンサーがノースフェイスに変わり、方向性が転換。

自然に優しいマラソンとして、「マイボトルラン」が取り上げられました。

丁度コロナが流行し始めたころ。

マイボトルが感染症予防になることも宣伝されていました。

 

どちらかと言えば、ロードよりもトレイルのイメージが強い、ノースフェイス。

そのノースフェイスらしい提言ではあります。

 

しかし、それを聞いた当時の私は、「ボトルを持って走る!?」と、全く疑問だらけでした。

 

 

 

長丁場になるトレイルレースでは、エイドでの補給が重要な要素の一つではあります。

 

しかし、スピードが求められるマラソンにおいては、いかに給水を素早く終えるかが重要な問題です。

 

一定のペースで走り続けることがベストな競技において、給水のためとは言え、ほんの少しでも足を止めることは避けたい。

そう考えるのが、マラソンランナーの思考です。

 

無給水で42.195kmを走り切るのは、非現実的。

だとするなら、何かしら持って走るしかない。

ならば、何を、どのような方法で持って走るか?

 

 

 

 

 

単純に考えられる選択肢は、3つ。

 

①ハンドボトル

②ザックにハイドレ

③ウェストポーチにボトル

 

①のハンドボトル。

夏場の暑い時期、長い距離を走るときは必ずハンドボトルに水を入れて走ります。

また、100kmなどのウルトラマラソンでも、同じように持って走ります。

それを走りながら飲み、被り水にしたり。

そういった意味では、特に違和感はない。

 

ただ、夏場のロング走やウルトラは、かなりゆっくりペースで走ります。

マラソンレースペースで走るとなると、話は違ってくる。

 

揺れるボトル内の水が、とても気になる。

しかも、片手だけ持つとなるとバランスが悪い。

だからと言って両手に持つのは、いがかがなものか。

 

 

②のザックにハイドレについて。

トレイルレースでは、当たり前のように装備して走っています。

背面に背負うため、ハンドボトルよりもバランスが良い。

 

が、マラソンレースの場合は、少しでも身軽に走りたい。

ザックを背負う(と言うか、着こむ)のは、走りの邪魔になりそう。

トレラン用のザックは体に密着しますが、それでもハイドレを入れれば、大きく揺れることでしょう。

 

また、ハイドレの弱点は、水が無くなった時に継ぎ足すことが難しい点。

途中でつぎ足せないのならば、スタートからフィニッシュまでの水分量を、最初から持って走ることになる。

おそらく2Lぐらいか。

 

スタート時だけとは言え、2L(2kg)もの重りを持ってマラソンを走るなんて、考えるだけでも恐ろしい。

 

 

 

③ウェストポーチにボトルについて。

ウェストポーチは、マラソンで補給食などを入れるためにいつも装備している「Naked Running Band (ネイキッドランニングバンド)」

その背中側にボトルを入れます。

 

ボトルは、トレイルレースでも使う「Hydrapak(ハイドラパック)」 のソフトフラスク。

 

ソフトフラスクの良い点は、内容量が減れば、フラスク自体が縮むこと。

これにより、ボトル内部で水が暴れることが無いし、中の水が減ればボトル自体もコンパクトに収納できる。

 

もちろん、これ1本では十分な水分量とは言えないでしょう。

無くなれば補給しなくてはなりませんが、その機会は減らすことができる。

 

重量や走行時のバランス、給水の回数や給水しやすさを総合的に判断し、③のポーチ+ボトル(ソフトフラスク)装備で走ることに決定しました。

 

 

 

 

ただし、この装備でフルマラソンの距離を走ったことはありません。

ぶっつけ本番です。

 

しかも、今回の湘南国際マラソンの目標。

1カ月前にサブ3を狙って走った横浜マラソンは、見事に撃沈してしまいました。

そのリベンジを果たすべく、今回の湘南は、ぜひともサブ3を狙いたい。

初めてだらけの中で、何とも欲張りな願いかもしれませんが、数多くないチャンスをモノにしたい。

 

緊張感の増す中、湘南国際マラソン当日を迎えました。

 

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