【ハセツネレポ ~Finish後】
無事に走り終えたハセツネの振り返りをしてみる。
前回(2018年)から、2時間半ほど記録更新。
そんな2018年と2022年を比較すると…
第1関門通過
2018年:4時間16分10秒
2022年:4時間18分16秒
第2関門通過
2018年:9時間41分53秒(5'25"43)
2022年:9時間06分23秒(4'48"07)
第3関門通過
2018年:15時間46分17秒(6'04"24)
2022年:13時間03分05秒(3'56"42)
フィニッシュタイム
2018年:17時間24分04秒(1'37"47)
2022年:14時間58分46秒(1'55"41)
2018年大会は季節外れの猛暑日で、多くのランナーがリタイア。
私も熱中症にやられました。
今年とは、全く真逆です(汗
そんな中、第1関門通過がほぼ同じだったのは、少々驚きでした。
前回は初参戦で、とにかく最初から飛ばしていました。
しかし、途中でバテてしまい、スローダウン。
第1関門前ですでに疲労困憊でした。
対して今年は、無理をしないことを第1に、序盤はゆっくりペースで入りました。
渋滞で何度も立ち止まることがありましたが、
おかげで第1関門到着時、かなり余力がありました。
前回も今回も、第1関門はほぼ同じタイム。
しかし、走りの内容は全く違う。
その結果は、第1関門以降の記録に如実に表れています。
序盤の渋滞を回避するためには、スタート後、今熊神社までハイペースで走ることが求められます。
しかし、ここで必要以上にペースを上げても、その後が続かないのでは本末転倒。
「月夜見までは寝る(ように走れ)」と言いますが、
更にその手前のスタート~醍醐丸あたりまで「渋滞ストップしてもOK」ぐらいの気持ちの余裕を持つことが重要だと思います。
因みに、第3関門以降は2018年の方が速い。
この時は御岳山の水場で復活し、その後走り続けることができました。
今年も第3関門以降走り続けましたが、足場の悪さから、下りのペースが上がらなかったことが原因だと思います。
前回は猛暑、今回は雨&泥。
どちらも、過酷でした。
もっと、普通のコンディションでのハセツネを経験してみたいですね(笑
その他、装備について。
一番の反省は、ライトの電池。
フル充電でも、使い古した充電池の光量は、驚くほど弱い。
ナイトトレイルでは、新しい電池を準備するようにします。
急遽、会場にて購入したTR-10について。
特に問題なく使えました。
良い点として。
前面のボトルポケットが大型化していること。
500mlのフラスクが余裕で入ります。
ちょっと?と思った点。
フロント下部のポケットが、緩くなった点。
大型化で容量が大きくなったのは良いのですが、
そのため入れるものが少ない時は、揺れが大きく気になります。
スマホの入れ場所に悩む。
背面のメインコンパートメントは、どちらも良いです。
ファスナー形状の変更は、あまり気にならない。
急な展開でしたが、個人的にはとてもよい買い物ができたと思いました。
今後のトレランに、通勤ランに、活用していきます。
水分&補給について。
今回3リットル持って走りましたが、フィニッシュ時には半分以上余っていました。
(月夜見で1.5リットル補充しましたが)
前回の熱中症の恐怖から、多めに準備しましたが、
今回の低気温では、それほど必要なかったようです。
もっとも、山では何があるか分からないので、これで良かったのだと思います。
補給は1時間に1個のマグオンで十分。
とくにエネルギー切れは感じませんでした。
行動表について。
今回携帯したのは、各ポイントまでの距離と標高を一覧にしただけのモノ。
それでも、試走をしない私には、とても有効でした。
ロングトレイルでは細かく目標が無いと、とても気力がもたない。
後半、「御前山まで何km」「大岳山まで何km」と明確な数値があったおかげで、
ドロドロになりつつも最後まで走れたのだと思います。
ストックについて。
今回のような泥コンディションで、有効でしょう。
もっとも、ちゃんと使えるように練習しないといけませんね。
ガーミンについて。
途中、バッテリー切れで落ちてしまったため、今回走った記録が消えてしまいました(涙
携帯バッテリーとスマホの充電コードは持っていましたが、
ガーミンの充電コードも持っていくべきだったかも。
色々と反省点の多い今回のハセツネでしたが、
無事に完走できただけで、十分満点です。
さて、フィニッシュ後は完走Tシャツを貰い、サービスの味噌汁を頂く。
さらに、近くの温浴施設まで無料のシャトルバスが出ています。
そちらに乗って、施設にて汗を流すことができました。
夜明け前で、どこも開いていないので有難いサービスです。
その後、再び会場に戻て来た時には、もう明るくなり始めていました。
フィニッシュゲートには、続々とランナーが戻ってきます。
皆さん、疲労困憊ながらも、充実感と安堵感で一杯の表情。
それだけ、今回のレースが厳しいものであったのだと思います。
ランナーがフィニッシュするこの時間がとても好きなのですが、
もう疲労マックスだったので、会場を後にしました。
今回、久々のハセツネに参加できて、本当に良かったです。
開催に当たっては、多くの苦労があったと思います。
それらを感じさせず、応援してくれた多くのスタッフ、ボランティアの皆さん、本当に有難うございました!
そして、共に走ったランナーの皆さん、お疲れさまでした!!
また来年、参加する・・・・・・・・かも??(笑