ランナーズフルマラソンチャレンジin板橋荒川河川敷 ① | KaSoランブログ

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【フルマラソンチャレンジ荒川レポ】

多くのレースが中止になる中、貴重な公認レース。

 

その内容は制限時間が4時間と、サブ4必須。

ペーサーも2時間30分から設定されている、シリアスレースです。

 

一方の私は、東京→名古屋と連戦して、燃え尽き症候群状態

別大規模縮小となり、代わりとして慌ててエントリーしたが、

予想外に東京で良い走りが出来たことに満足してしまい、今回はいまいち乗り気になれない。

 

それでも、エントリーしたからには、走らないと勿体ない。

なんとなく漫然としたまま、会場となる荒川河川敷に赴きました。

 

 

 

 

 

 

会場についてみると、その熱気に面食らう。

MCが場を盛り上げ、それ以上にランナーの顔つきがギラギラしている。

どのランナーも走る場に飢えている様な雰囲気でした。

 

みんな真剣だ。

そんなランナーたちの熱に充てられ、自分も行けるところまで行ってみようと、気持ちを改めました。

 

とは言え、連戦後であり、体が疲労していることには違いない。

はたして、どれくらいでフィニッシュできるのか。

 

 

 

 

 

 

今回のレースは、目標タイムごとのウェーブスタート。

私は2時間50分ペーサーの、第2ウェーブでした。

 

第1ウェーブから2分後、9時02分レーススタート。

第2ウェーブの皆さんは全員2時間50分ペースで走るのかと思っていましたが、そうでもなく。

集団はスタートからどんどん縦長になっていき、やがて飛び飛びで小さい集団が作られるようになっていきました。

 

自分自身は体力を探りつつ、抑えたペースで入る。

自然と後方の集団に位置するようになりました。

 

2時間50分ペーサーを先頭とする集団は、遥か彼方。

現状ではサブ50は勿論、サブ3ですら自信ナシ。

それでも、今現在できる走りを、丁寧に実行していこう。

集団の力を借りつつ、走り続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コースは荒川河川敷を往復する1周10kmの道のり。

10kmごとにスタートラインに戻る。

 

初っ端から、やや体が重く、思考も鈍い。

5kmラップで考えるのも億劫なので、1周10km毎に戻るスタート位置の計時で、大雑把にペースを確認。

1周目、2周目と、とりあえずサブ3ペースで走れている様子。

 

ただ、スタート時からすでに大腿四頭筋が痛い。

考えると辛くなるので、ひたすら前を行くランナーの背中を追って走る。

 

3周目、まだサブ3ペースで走れている。

ただ、呼吸がだいぶ上がってきた

2週前の東京マラソンでは、35km過ぎまで落ち着いていた。

それよりも抑えたペースなのに、今回は、かなり早い。

 

共に走っている集団も、若干ペースが落ちている?

31km地点のラップが、キロ4:21。

まだ前半の貯金が、若干あるはず?

でもこのままだと、ずるずるとペースダウンしてしまう??

 

あれこれと思考するが、考えても仕方が無い。

どうせハナから満足な走りが出来るとは思っていない。

ならば、このまま何もしないよりは、行ってしまうが吉。

 

そう腹を括り、集団を抜けて単独走に切り替える。

 

 

 

 

 

 

 

自分の体力を探りつつ、無理はせず、でも出せる限りの出力で走る。

前を走るランナーを目標にして、一人、一人とパスしていく。

 

4周目が終わり、残り2.195km。

呼吸は30km過ぎから荒いまま。

それでも、キロ4:15前後のペースで走り続けられている様子。

 

毎度のことながら、最後の2.195kmが苦しい。

なんで、ちょうど40kmじゃないんだ。

せめて42kmだろう。

0.195kmって何だよ!

 

などと考えつつも、フィニッシュ直前は全て吹っ飛び、達成感のみが残る。

終始あえぎつつのランでしたが、今シーズン最後のマラソンを、サブ3でフィニッシュできました。

【記録】2時間58分23秒

 

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