激坂最速王決定戦2020 ② | KaSoランブログ

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大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【激坂最速王レポ 登りパート】

 

10:30、第7ウェーブのスタート。

ウェーブスタート故、渋滞なんてほぼ無し。

一斉に駆け出すランナー。

負けじと走る、私。

だが、迎え撃つ激坂に、いきなり戦意消失(笑

 

尋常じゃない。

これがあと13km以上続くのか…。

すぐにでも折り返して下りたい思いをねじ伏せ、激坂に挑みます。

 

 

 

 

 

とりあえず、折り返し地点までのラップは、次の通り。

前述の通り、全くのノープラン。

感覚で1km地点を通過すると、ラップタイムが5分59秒。

 

思ったより速い!?

上りはキロ7分の予定だったので、少々飛ばしすぎている?

まだまだ先は長い。

初っ端からつぶれては元も子もないので、若干ペースを落とし、2km地点のラップが6分16秒。

まあ、こんなもんかな?と考え、6分10秒前後を本日のペースに設定。

 

 

 

 

スタート直後。

横に目をやると、住宅の屋根が見える。

この時点で市街地よりも高いのですが、ここから更に高度を上げていきます。

 

「激坂王」の名の通り、往路はひたすら上り坂。

ただし、登り一辺倒なのは10km地点まで。

その後3kmは、なだらかな上り下りを繰り返す。

事前にHPでコースの標高図を確認していたので、とにかく10kmまでは我慢だと、自分に言い聞かせます。

(大会HPより)

 

もっとも、その10km地点までの上りが恐ろしい。

途中、緩やかになる部分もありますが、基本は斜度10%が延々と続く(汗

見ないようにと思っても、嫌でも目に入る激坂。

 

しかし、目に入るのはその坂道だけでなく、山間から見える素晴らしい景色も楽しめる。

4kmほど走ると、眼下に小田原市街地と相模湾が見える。

さっきまで小田原市街地の屋根程度だったのに、もうこんなに標高が上がっているのか。

快晴の青空と絶景に、坂道に打ちのめされた心が癒されます。

 

 

 

 

やがて、4.8km地点、第1給水所。

給水はペットボトルで行われっていました。

 

今日は予想外の晴天、高気温。

まだ5km弱を走ったほどですが、しっかりと水分補給をしなければ、筋肉が痙攣するかもしれません。

ペットボトル給水は少々面倒ですが、一本ゲットしました。

 

350mlのペットボトル。

当然、飲み切れるわけもない。

ならば中身を捨ててしまえばよいのですが、貧乏性であるが故、捨てるに捨てられない(涙

結局、次の給水所まで持って走りました。

 

 

 

 

上りは続くよ、どこまでも(汗

 

やがて8km地点を過ぎる。

前方から先導車が下ってくる。

招待選手が、もう折り返してきたようです。

 

トップは大西選手。

すごいスピードで下っていく。

 

その後、少し間隔が空いて、2番手は三浦選手。

GoProを構え、動画を取りつつ笑顔で下っていく。

しかし、やはりそのスピードはとんでもなく速い。

同じGoPro持ちの私とは、雲泥の差です(笑

 

その後も、福島舞選手、和可菜選手など、豪華なゲストランナーがスライドしていく。

トップランナーの走りを間近に見れるだけでも、参加した価値は十分にありました。

 

 

 

 

そんなランナーの走りに見とれていると、いつの間にやら第2給水所。

 

そして、一つの目標となる10km地点を過ぎる。

 

ここからは上り一辺倒とは変わり、下りと上りが入り混じるコース展開。

ずっと上りを走っていたためか、下りの走りがぎこちない。

それでも、久々の下りに、気力が復活。

 

標高もあがり、さらに遠くまで見渡せる、雄大な景色。

それらに元気づけられ、折り返し地点まで、もうひと踏ん張り。

 

スライドしてくるランナーの数が増えてくる。

同じ第7ウェーブのランナーも、何人かいる。

自分は何位くらいだろう?

 

いや、そんなことよりも、まずは頂上だけを考えて走るべし。

 

やがて上りのフィニッシュゲートが見えてくる。

頂上部のアネスト岩田には、多くの参観者。

有難いことに、声援で迎えてくれています。

 

多くの応援に背中を押され、ついに登りパートのフィニッシュです。

 

【折り返し通過:1時間18分05秒】

 

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