レースより明けて1日。
思ったより筋肉痛などは無い。
筋力・持久力については夏の走り込みが効いているのでしょうか。
しかし、スピード持久力が無く、直ぐに心拍が苦しくなる。
嫌だけど、スピード練習しないとね…。
【丹沢湖マラソンレポ Stat ~10km】
※ガチランの為、写真撮影は無し。
画像は全て前日の試走時のものです。
11時、ハーフの集合地点へ向かう。
トイレは事前に済ませていたので、今回は大丈夫。
会場の簡易トイレは長蛇の列でした。
丹沢湖マラソンは特にブロック分けされていないので、任意に並んでいきます。
私は前方の方に並ばせてもらいました。
待機しつつ細かく動いてウォームアップ。
と言うより、やっぱり落ち着かない。
平常心を保っているつもりですが、蚤の心臓なので…(泣
いつものように、30分前にベスパを摂取。
さらに20分前にメダリスト摂取。
あとはアミノバイタルゼリーをちびちび飲みながら、スタート前に時間を過ごします。
スタート10分前、スタートラインへの移動が始まりました。
傍らを見ると、東海大陸上部の選手が談笑している。
彼らにとっては箱根への調整。
しかし、できればその走りを少しでも肌で感じたいものです。
東海大の選手たちは、そのまま最前列へ。
【Start~5km】
落ち着け、落ち着け…、まずは最初の1km。
自分の調子を探りながら…。
「パーン」
うえぇっ!!
何の前触れもなく、スタートの号砲。
そういえば、丹沢マラソンのスタートって、毎年唐突だった(笑
若干慌てましたが、直ぐに気を取り直して出発。
スタートラインのマットを越えると同時に、計測スタート。
ロスタイムは6秒。
スタートラインがすでに上り坂の、丹沢湖ハーフ。
交差点まで100m程を上ったら、左折して永歳橋への下り。
とにかくアップダウンが激しい丹沢湖のコース。
スタート直後とはいえ、飛ばせるところは飛ばしていきたい。
最初の1kmラップは3分41秒。
キロ3分55秒の予定なので、かなり飛ばしてる?
でも、今日は後先考えず攻めるべし。
三保ダム方面へ右折し、ダム上の道を走る。
スタート直後は渋滞で窮屈でしたが、ここまでくればもうばらけている。
ふと前方を見ると、東海大の選手二人が並走している。
先頭集団は遥か先なので、ペースを抑えて走っている様子。
これはチャンス!と、東海大の選手をペーサーに後ろに付く作戦で行きます。
2kmラップは3分52秒。
続けて、3kmラップは3分58秒。
よい感じで落ち着いてきたか。
それにしても、東海大の二人の走りは安定している。
当たり前ですが、余裕の走り。
後ろに付かせてもらって、とても安心。
私の他にも、数名のランナーが付き、小集団で走っていきます。
三保ダム湖畔西端の橋を越える。
ここからは急激に上りに変化。
苦しい区間ですが、ひたすら前の選手に付いて走る。
するとここのラップが3分38秒。
いやいやいや…、さすがにエプソンGPSの乱心でしょう(笑
落ち着いて、今のペース維持に努める。
上りから一転、下りのトンネルへ。
トンネルを抜けると交差点。
もっとも応援が多いポイント。
しかし、その応援の多くは、前を行く東海大の選手に贈られています(笑
ふたたび永歳橋をわたり5km地点通過。
腕のペース表と確認。
ここまでは、ほぼ予定通りでした。
【6km~10km】
トンネルへの分岐地点。
始めの給水所です。
今日は朝から雨でしたが、スタート前になって急激に晴れへ。
太陽が照り付け、非常に暑い。
丹沢湖マラソンは給水ポイントが4か所。
今日の気温から考えて、毎回給水しなければオーバーヒート必至です。
小集団で走っている所、給水の為にやや下がる。
給水テーブルが短いので、走りつつも確実にゲットせねばなりません。
無事補水後、再び東海大ランナーの後方へ。
しかし、だんだん辛くなってきました。
何しろ丹沢湖畔の道。
アップダウンが激しく、そして先の見えないグネグネ道。
なんとか離されまいと食らいついていきますが、
徐々に上り坂で離されるようになってきました…。
7kmを過ぎたあたり、後ろからスイ~っと前方に出ていくランナー。
別の東海大の選手が2名、合流してきました。
東海大の選手には、背中には名前の書かれたゼッケンが貼られています。
その方の名前を見ると、鬼塚翔太選手との記載。
今年の箱根1区を走った選手です。
なんて贅沢なペーサーなんでしょう(笑
やや苦しくなってきましたが、少しでもその走りにあやかりたい。
その一心で、とにかく背中に食らいつきます。
7kmを過ぎて、一回目の補給。
普段のハーフでは10km地点のみの補給ですが、今回は念には念を押して2回補給の計画です。
取り出したのはMagOnレモンフレーバー。
一気に飲み込む。
しかし、喉に引っかかる。
レモンフレーバーの酸味が、喉に引っかかり辛い。
咳が止まらなくなる。
呼吸が一気に苦しくなり、ペースが乱れていく(泣
自分の補給の下手さ加減に泣けてきます。
玄倉橋を渡り、丹沢湖の北側の林道へ。
林道とはいえ、舗装されている。
しかし、道幅は狭く、こまかいアップダウンに先の見通せない曲がりくねった道。
一つ一つのコーナーを曲がるたびに、徐々に東海大選手の背中が離れていく。
もっと上げたいが、呼吸が苦しい。
上りで思うように走れない。
やがて10km地点通過。
腕のペース表と比較し、30秒程の貯金。
しかし、ラップタイムはとうとう4分台に。
やばいか…?
焦りが出てきました。