8/10~8/11のランは「OverNight60kmみちくさウルトラマラソン」。
8月は「毎日走ろう月間」として、個人的に走り込み月間としています。
そんな月に、
「涼しい夜間に60kmも走れるなんて、ラッキー☆」
としか考えていませんでしたが、
常人の思考では、60kmなんて普通じゃなかった。
気が付かないうちに自分がどんどん○態さんになっている事実に、愕然としました(汗
さて、そんな○態思考のOverNight60kmのレポです。
「OverNight」の名の通り、このウルトラマラソンは夜間走ります。
スタート時刻は夕方6時、そして12時間後の明朝6時が制限時刻です。
暑い太陽の日差しを避けることが出来るので、それだけで疲労度が違います。
ただし、記録証や順位の表示は無く、競技性は全くありません。
コースとしても信号機が多く、立ち止まる時間が非常に多い。
記録を意識して参加するような大会では無いと思います。
実際に参加している方々の話を聞くと、他大会に向けての練習として走っている方が多かったです。
集合場所&スタートは、横浜の高島中央公園。
受付では事前送付のゼッケンと、ヘッドライトの確認が行われます。
夜間のマラソンという事で、光源は必須。
無い場合は走ることが出来ません。
確認が終わると、コースマップと蛍光タスキ、参加賞のタオルをもらいます。
このコースマップは、かなり重要。
複雑な市街地を走ることに加え、基本的にコース誘導のスタッフはいません。
コース上の地理によっぽど精通していない限り、100%迷います。
私は地図を見ていてすら、迷いました(汗
ちなみに、汗でぬれると破れてしまうと思い、A5のジップロックに入れてポケットに突っ込みました。
受付後は準備。
更衣室は無いので、着替えた上で会場に来るのがマストです。
今回の私の装備は…
シューズ adizero JAPAN BOOST5
下半身 ショートパンツ
上半身 シングレット
アクセサリー バフ、サングラス、リストバンド、
ボトル NATHAN ハイドレーションハンドボトルに水500ml
ポーチ THE NORTH FACE Manta Ray
ライト BlackDiamond ストーム(腰に装着)、予備電池
補給食 Mag-onラフランス味1個、塩熱サプリ・塩飴多数
持ち物 防水財布に小銭とパスモ兼クレカ、携帯コップ、
マップ(A5のジップロックに入れて)、
ウォークマン、ブルートゥースイヤホン×2
GoPro、予備バッテリー×2
蛍光タスキ(受付にて配布)
今回の自分的なテーマは「暑さ対策」と「軽量化」
暑さ対策としては、まず機能性タイツを履かなかったこと。
タイツのサポート性能は捨てがたいが、この時期は暑っ苦しくって仕方がない。
キャップでなくバフにしたのは、水をかけて頭を冷やすため。
その為に、ボトルの中身は水にして、飲む&かぶり水用。
そして、熱中症対策に塩飴などのミネラルを十分にもちました。
軽量化としては、ザックを持たなかったこと。
参加しているほとんどのランナーは、ザックを背負っていました。
しかし、ザック分ほんの数百gかもしれませんが、超長距離ではそれすらも重荷になると考えました。
それに、ザックを背負うと背中が暑苦しい(これは暑さ対策として)。
なので、パンツはアシックスのポケットが沢山ついているものを着用。
そして、ポーチはManta Rayにして収納力をアップさせました。
上記の持ち物を、これらに全て突っ込みました。
頻繁に使うマップや塩飴、Goproはパンツのポケットに、それ以外はManta Rayに収納。
補給食も非常用のMag-onを一個だけ。
その他は、すべてエイドとコンビニ、自販機でまかなうつもりです。
市街地を走ることを考慮した補給計画となっています。
シューズは、いつも練習やレースで活用しているジャパンブースト。
ただし、新品でクッション性は十分のもの。
ライトは腰に装着。
頭に付けると、頭が重くなり疲労が増す為。
サングラスは先日購入した調光レンズ。
夕まずめはサングラスとして、日没後はメガネとして機能しました。
いちいちグラスをかけ替える必要が無いので、とても楽でした。
携帯コップは、エイドに紙コップが準備されていないので必携です。
これは案内にも記載がありました。
準備完了後、17時45分から開会式。
主催者の「走援隊」から挨拶、注意事項がアナウンスされました。
特に注意されたのが、走行中のマナー厳守について。
スタート直後は大勢のランナーが市街地の歩道を集団で走ります。
その為、通行する歩行者などに配慮しなければなりません。
また、コンビニの使い方についても注意がありました。
自分でもってきたものから発するごみについては、自分で持ち帰る。
大声で騒がない、たむろしないなど。
これらは通常の生活においても当然のことだと思います。
しかし一部ランナーの為に、不快な思いをしているコンビニもあるとのこと。
実際、茅ヶ崎サザンビーチのセブンイレブンは出禁になっています。
そして、もう一つアナウンスがあったのが、来年の開催について。
現状では、来年の開催は非常に難しいとのこと。
一つは東京オリンピック開催中の為、許可が下りないだろうとの理由から。
そしてもう一つは、前述したように近隣住民の皆さんから苦情が寄せられている為。
オリンピックについては仕方がないものとして、
近隣の皆さんに迷惑をかけているのは、ランナーとしてとても心苦しい。
我々は公道を利用して、楽しませていただいています。
その分、周囲の方々に十分配慮しなければならない。
私自身もその点をしっかりと肝に命じて走りたいと思います。
開会式後は、いよいよスタート。
スタートは20人ずつ、1分間隔でのウェーブスタート。
順番については、スタッフが目の前にいるランナーから適当に20人をチョイス(笑
早くスタートしたかったら、自ら前に進み出る必要があります。
グループでの参加の場合は、同時スタートになるように配慮してくれました。
私は第3ウェーブでのスタート。
当然ネットタイムなど計測されていませんので、自分でタイムを測るしかない。
日が沈み始める横浜、18時03分。
60kmの旅がスタートしました。
走りの様子については、また明日…。