膵臓癌カフェの参加者コメントへのコメント① | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

 

今朝の天気は晴れ。気温20℃、ほぼ無風。

 

体温:36.0℃

体重:82.4kg

血糖値 朝:155 昼:134 夕:143

 

今朝は蒸し暑さを感じました。長袖のダンガリーシャツの袖をロールアップしての散歩でしたが、途中から汗ばんで来ました。元来、とんでもない汗っかきなので、厚手のタオルが真冬でも手放せません。その為、昔からよくタオルを置き忘れて無くすことが有りましたが、還暦を超えその頻度が増加しています。昨年のクリスマスイブのカフェでも会場にタオルを置き忘れ、ブロ友さんに預かって頂いております。入院の際に持ち物全てに名前を書くように言われたのが幸いしたのですが、逆にスタッフの皆様にご迷惑をお掛けする事になりました。うとらさん、申し訳ない。

 

今朝の散歩はそんな訳で余りペースを上げずに歩きました。心なしか目に入って来る花々の色が白や黄色から赤や紫に変わりつつ有ります。この辺りの特殊事情でしょうか、、、。

 

少々出遅れたため、日の出には間に合いませんでしたが、顔を出したばかりの太陽の姿は見る事が出来ました。残念ながらスマホを忘れて写真は有りません。

 

ケモブレインなのか単純に老化現象なのか分かりませんが、最近はかみさん共々物忘れが激しく、紙や録音などの手段でのメモが重要になって来ています。病院の予約、買い物等々。特に入院の際の持ち物は抜けが多く、チェックリストを作りましたが、それでも抜ける物は抜けます。リストに書いてあるものを入れたと思い込んでチェックしてしまい、結果、無いのです。私もかみさんも同じような事を繰り返しています。割れ鍋に閉じ蓋ですね。

 

さて、昨日、キノシタさんのブログに有りました参加者からのコメントを読ませて頂きました。幾つかお答えできそうな物が有りました。既にほかの参加者の方からアドバイスは有った物と思いますが、代表的な物にコメントさせて頂きます。

 

Q

術後の再発でゲムシタビン単剤6か月目になります(術後補助化学療法でのTS1は副作用のため断念)。少しでも長く薬が効くようにサプリや漢方を取り入れています。術後再発された方、標準治療・補助代替療法についてお話出来ればと思います。術後糖尿病となりインスリンを打っていますが体力をつけるための食事は血糖値管理が難しく、工夫されていることがあればお聞きしたいです。また、ゲムシタビン点滴から3日間は中途覚醒による不眠で睡眠薬が欠かせませんが、一方で常習の不安もあります。同じような経験をされている方がいらっしゃいましたらお話を伺いたいです。

 
A
ゲムシタピンの投与の前にデカドロン等のステロイドを制吐剤として投与されていませんでしょうか?デカドロン等の強力なステロイド剤の代表的な副作用として、便秘や覚醒等が挙げられます。この事前投与のステロイド剤をアロキシと言う非ステロイドの薬に換える事で副作用はかなり抑え込めます。但し、このアロキシも肝臓に悪影響を与えるため、癌患者で肝機能に異常が無い患者でないと使えません。癌患者専用の制吐剤です。主治医とご相談になり、最適な解を見付けて下さい。
血糖値管理に関しては、血糖値と体力維持のどちらに軸足を置くのかを主治医と相談して決めて下さい。私の場合、体力維持を優先させていますので、インシュリンの量を増やして何とか血糖値を抑え込んでいます。一応Drと握っているのは、即効型(毎食前)は11単位±3(食事の内容や食前の血糖値により自己調整)、超長期型(1日1回)は13単位と殆ど1型糖尿病の方やすい臓全摘の方と同じ位か上回る量です。血糖値は健常者の場合、110以下が正常値の様ですが、インシュリンの注射をしている場合、最大でも300を超えない事。200以下になって居れば良し。150以下で推移できれば100点満点。と言うのが目安だそうです。しかし、ステロイド剤を投与されると一気に血糖値は上昇します。簡単に300の天井を突き抜けてしまいます。デカドロンを投与した場合、インシュリンの量を倍に増やすと言うガイドラインが有るそうです。これも考慮して下さい。中々難しいのですが、慣れて来ると量の調整が適切に出来るようになって来ます。又、1回位300を超えても心配は有りません。むしろ低血糖は命にかかわる場合が有りますので注意が必要です。60代まで下がると低血糖と言われますが、自分でどの程度から自覚症状が出るのかを把握し、低血糖を治める為の糖分補給のための即効性の有る飴やブドウ糖、煎餅等を常時携帯する事が重要です。私見ですが、癌患者はむやみな糖質制限をするべきでは無いと考えています。
 
長くなりましたので、一先ずこの辺で。
 
今日は外来診察です。主たる目的はポート埋め込みの抜糸ですので、血液検査も何も有りません。体調も好いので、一人で行って来ます。明日は雨の中の出発になりそうです。参ったな。今の予定では午前6時出発です。頑張るよ。
 
 

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