電車で行けました | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

 

今朝の天気は曇り。気温17℃、ほぼ無風。

 

体温:35.9℃

体重:84.3kg

血糖値 朝:219 昼:90 夕:125

 

比較的に暖かい朝です。曇り空の下、ご近所さんの庭の花々も心なしかくすんで見えます。いや、目の所為かな?最近、右目の視力が急速に低下して来ました。眼鏡で矯正できる視力低下ではなく、ソフトフォーカスと言うか、霧が掛ったとでも言うか、眼科で視力検査をしてもらいましたが、視力0.5以上にはなりません。左目は疲れて来なければ1.0までは見えますので、何とかなっていますが、白内障が心配です。旅行を終えたら又眼科へ行って来る積りです。散歩は標準コースを1300歩強で歩きました。膝の痛みや筋肉痛も有りましたが、ゆっくり歩いたつもりでいましたが、歩き方が正常になった所為か、歩幅も広がっているようです。

 

さてさて、昨日は自分としては大冒険の徒歩と電車でSAS外来へ行くと言うチャレンジをしました。一昨日、退院の帰りに足を伸ばしてサトーココノカドウへ行って、スーツケース等を物色して、食品の買い物などもしたので、かなり脚は疲労が溜まっています。少し不安を抱えながら出発しました。案の定最寄り駅までの中間辺りから膝が痛み始めましたが、それほど強く痛む訳でも無く、何とか駅に辿り着いて電車を待ちました。でも、只立っているだけなのですが、足が怠く、それ程本数も多くない田舎の電車を待つ時間、物の数分なのですが、座りたかったです。

 

クリニックの最寄駅から目的地までは家から最寄り駅までの約半分。もう少し、もう少しと言い聞かせながら歩いた感じです。11:35という、否が応でも昼に掛かる予約時間。背中にしょったリュックには血糖値キットが入っています。決して重い物では有りませんが、リュックその物の方が重く、あれは何と呼ぶのでしょうか、背負う為の紐と言うか、ベルトと言うか、が未だ埋めて抜糸も終わっていないポートに擦れ痛みます。でも距離も短い所為も有り、途中休む事も無く、クリニック到着。

 

何時もなら20分も待つと「まだかなー」と少しイラつくのですが、40分待ちが苦になりませんでした。脚の休憩です。呼ばれて診察室に入ると院長の「頑張ってますね」の言葉で迎えられました。この院長、すい臓がんでこれだけ長く生きていられるのは奇跡だと、兎に角SASの事はそっちのけで癌の話ばかり。普通は5分で全部終わるのですが、私には10分位掛けます。院長のやさしさと解釈するようにしていますが、時々憐みのように感じてイラつきます。

 

でも、何とか診察を終えた所でもうお昼。待合室の片隅をお借りし、インシュリンを注射し、久々に電車のホームの立ち食いラーメン店へと向かいました。この頃には脚の怠さが結構来ていて、立ち食いソバよりは少し長目の待ち時間がすごく長く感じました。ラーメンですか?食べログにも乗っているお店ですので、不味い訳が無いと言いたいのですが、どちらかと言うと中の下と言った味です。昔はラーメンが400円でしたので頻繁に食べていましたが、今は600円。この味に懐かしさが無い方にはお勧めしません。

 

帰りは食事の後にホームの待合室で一休みして、電車を1本見送ってから帰って来ました。何とか電車と徒歩でSAS外来に言って来られました。アームストトングさんでは有りませんが、「大きな一歩」でした。来週はニャンコさんの講演会。ぴのこさんにも会えるかな?この期待パワーで体調を良い方へ持って行きます。

 

最後は昨日の帰りがけの用水路辺りで見た植物をご紹介します。

画面右側に写っている黒い物は金網。近付けなかったので写真では花の形が良く見えませんが、ポピーです。これは園芸種。
白い紫蘭です。紫蘭なのに白いのは変ですが、花の中心のリップには紫色が残っています。この花が咲くと初夏と言う気分になります。
誰も手入れをしなくても毎年花と実を付けるイチゴ。普通は蟻さんの餌になって終わってしまうのですが、此処のは蟻さんは来ません。甘く無いのかな?
 
今日は午後から雨になる予報です。関東の皆さん、傘をお忘れなく。
 
 
癌と暮らす人々の集う村

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