おはようございます。
今朝の天気は晴れ。気温13℃、ほぼ無風。
体温：35.8℃
体重：83.9kg
血糖値 朝：148 昼：147 夕：207
少し涼しげな朝です。今朝は4:25散歩スタートです。日の出を見るには丁度良い時間。標準コースを歩いて、用水路の橋からそのまま遊水池の畔の日の出ポイントへ。まず目に付いたのは遊水池の堤の中の朝霧。
今日は中々見事でした。スマホのカメラやデジカメは赤外線に反応するので、この様な写真を撮るときりが薄く写ります。実際にはもっと濃い霧です。銀板カメラが欲しくなる景色です。
そうこうするうちに、日の出です。4:46でした。若干の雲が残念でしたが、後数分で太陽の姿が全部見えて来ます。
アングルと倍率を変えてすっかり顔を出した朝日です。4:48。
時折吹いて来る北西の風で、随分薄くなった遊水池の朝霧。帰り際、用水路のわきから撮ってみました。日が昇って、遊水池に日が当たり始めると瞬く間に消えてしまいます。
今回の1泊入院は西側の病棟だったので、予定通りの1週間居たら見られなかった風景です。ラッキーでした。この風景も普通に定年退職をしていたら恐らく死ぬまで気付かずに終わったかもしれない風景です。術後のリハビリとして始めた早朝散歩。身近にこんなにも素敵な自然の営みが有る事を教えてくれました。
もう一つ、すい臓がんと言う難病（敢えて「難病」と言います）になって変わったのは人との出会い。多くの癌患者は孤独です。増してやすい臓がん患者においては、見付かった時点で「余命」を数か月と宣告され、絶望の淵にたった一人で瞬間ワープさせられた感覚に襲われます。私もその一人でした。でも、かみさんの勧めも有り、術後の恐ろしく暇な入院生活で見始めたブログやHPから「癌と生きる」と言う人生の在り方が有る事を学びました。
勿論、私とて死ぬのは怖いですし、1日でも長く生きて居たいと言う思いは多くの方と何ら変わる物では有りませんが、何もしないで死んで行くよりは、何か残された時間で出来る事は無いかと模索が始まりました。そんな中で知ったのが、すい臓がんカフェでした。昨年の6月に転移が明らかになった時期、初めて参加させて頂き、多くのすい臓がん患者の方とお話をする時間が持てました。何より鮮烈だったのはFOLFIRINOXの5FUの水筒を付けて参加されていたカフェオレさんの闘病生活のお話を伺えた事でした。壮絶な闘病生活を送りながら、暗さをみじんも感じさせないお姿に感銘を受けました。他にもバランさん、山ユタさんを始め多くの方から伺ったお話は私の癌の闘病生活へのイメージを吹き飛ばす物でした。
その後も抗癌剤の副作用で苦しみながらも出席させて頂いたカフェで、死ぬことを考えて怯えるよりも、生きる事を考えて行かなくてはこれからの人生が無意味になると思いました。この辺りから引きこもっている癌と闘う戦友を、この会話の輪の中に1人でも多く引っ張り出す事が残された時間で私に出来る事と感じ、動き出そうとした途端、当時の抗癌剤のアブ・ジェムの副作用で、歩くと言う行為がままならなくなって来ました。入退院を繰り返し、電解質異常や肺の出血など、がんとは関係ない副作用で動きが取れない状態が続きましたが、この頃には毎日のようにブログのコメントやアメブロのメッセージで励まして頂ける方々の存在を糧に、何時かは動けるようになるとの思いが再び絶望の崖っぷちに向かおうとする私の脚を止めて呉れました。
そして、何とかまともに歩けるようになって来た今、行動開始です。幸い、すい臓がんの標準治療の中で一番副作用がきついと言われるFOLFIRINOXの副作用も私には今の所騒ぎ立てる程大した事は有りません。体調の急変の可能性以外の足かせは外れました。これはどこにいても可能性は同じですし、交通事故よりも逆に予見がし易いと言う安心感も有ります。
発病以来、慶弔すら不義理を続けていた親族にお詫びとご挨拶の旅に出るのは今しか無いと思います。折角思い立ったのですから、お会いしたかったブログで知り合った方々と顔を見てお話もしたいですし、ユニークな治療をなさっている徳洲会病院のニャンコ先生のお話も聞きたいと思い、西へ向かう事にしました。来週の今頃は西向きの新幹線の中だと思います。
既に数名の方から会いましょうとのご連絡を頂いていますが、未だ日程の調整中で、日時、場所が決まっていません。此処1‐2日の間には決めたいと思いますので、決まりましたらこの場でオープンにします。宜しくお願い致します。
なお、梅田、新大阪近辺、そして名駅辺り（こちらはランチオフ会）のオフ会にちょうどいい様な場所の情報を頂けたら幸いです。これ、切実に困っています。尚、若い方向けのお店は落ち着かなくて、、、。20年ぶりなので、良く分かりません。昔、堂島にいいお店が有ったのですが、もう無いのは確信が有ります。宜しくお願い致します。
癌と闘う戦士達の村
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