突然ですが、抗癌剤は体内に蓄積しません | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。


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おはようございます。

 

今朝の天気は晴れ。気温1℃、ほぼ無風。

 

体温:36.2℃

体重:83.4kg

血糖値 朝:162 昼:77 夕:128

 

今朝は歩いていても冷え込みが緩んでいるのを感じました。寒くない。昨日と比べると星の数が減っています。湿度が若干高いのでしょうね。

 

今朝の散歩は朝日撮影コースの2000歩強。一昨日辺りから又1ステップ足の痺れが軽減して、感覚が戻って来たので逆に歩くと痛みが出て来ました。アブラキサンでダメージを受けた末梢神経が少しづつ回復しているのは良いのですが、徐々に段階的に自覚症状が回復するのには閉口します。神経が1本1本繋がって行くので、仕方が無いのですが、何とかならんものでしょうか。

 

さて、火星と木星は昨日と比べても随分離れて来ました。距離の近い惑星ならではですね。今朝の写真はスマホカメラで6:06から6:08の間に撮っています。

いつも通りの東の空です。未だ日の出には時間が有ります。
月と木星の位置関係を写したつもりですが、スマホカメラは無限遠点の焦点合わせは苦手なようで、どうしてもボケてしまいます。月と鉄塔の間に微かに光っているのが木星です。実際にはもっと明るく見えます。月も三日月です。
 
話題変わって、突然ですが抗癌剤の話です。
 
副作用を語る時、良く聞くのが「薬が蓄積して来ている」と言う表現です。これは正確では有りません。現在すい臓がんで認可されている抗癌剤はほぼ全て細胞分裂を抑制する機序を持ったものです。更に言えば半減期は長い物でも1日位で、フルオロウラシル系(5-FUやS1等)では10分と圧倒的に短い物です。ほぼ全ての薬剤は肝臓が代謝してしまい、体に残る物は有りません。残るのは薬でなく、細胞を叩いた後の効果です。例えばアブラキサン等のタキサン系や白金系の薬剤はシビレ、味覚障害の副作用が有名ですが、この副作用は末梢神経の細胞分裂が抑制されたために神経細胞が新陳代謝を行えなくなり、細胞が死滅するために発症します。回復には時間が掛り(長い方では年単位)、抗癌剤を長く続けると回復よりも死滅する方が多くなり、次第に症状の悪化が見られることになります。
 
症状が悪化したからと言って薬剤が蓄積している訳ではなく、神経細胞の数が減って行っている事が原因です。ですので、薬を止めても直ぐには副作用が引く訳ではなく、神経細胞が分裂を繰り返し、切れていた神経回路が繋がるまで嫌になる程の時間が掛かってしまいます。神経回路はほんの少しでも残差が残っている場合には比較的に元通りの復元がなされますが、完全に無くなっている場合には回復しなかったり、元とは異なる回路が新たに作られますので、回復速度が著しく遅かったり、自覚症状としては味覚障害が全く異なる出方に変化して行きます。
 
神経回路の修復は電気回路と同じ様に、切れた回路が繋がると言った形で行われますので、徐々に回復して行くのではなく、ある日突然症状が変わると言った段階的な変化が現れるのが普通です。
 
現在認可されている抗癌剤は水銀やカドミウムと言ったイオン化傾向の高い重金属の摂取とは異なり、体内に蓄積する物では有りません。白金系の薬剤(オキサリプラチンやシスプラチン等のXXプラチンと言う名前の薬)はプラチナが蓄積する可能性が有りますが、プラチナは殆ど(限りなく0に近く)化合物を作りませんので時間は掛かりますが、尿や便として排出されてしまいます。この間、プラチナそのものは化学変化を起こしませんので、悪さをする事は殆ど有りません。
 
但し、半減期と言うのは飽くまで薬剤が半分の量だけ代謝される時間の事ですので、完全に体内から無くなる迄は数日を要します。この間は尿などに薬剤が混ざった状態になりますので注意が必要です。
 
この辺りを正しく理解する事で次の抗癌剤の選択や、副作用の回復期の症状変化の理解に役立つと思います。複数の医師から聞いた事をまとめてみましたが、頭の片隅に入れておくとよいかも知れません。
 
 
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