柿シブについて | 開運と幸福人生の案内人/ムー(MU)さんの日記

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「正しく実行すれば、夢はかなう」をモットーに東洋易学、四柱推命(神機推命)、風水などの秘伝を公開し、自分の夢を実現するとか、悩みの解消に役立つ運命好転化技法を紹介します。

ミニチェストが完成しました!

先々週末より休日の涼しい時間を使って、小物を収納するミニチェストをDIYで製作してきました。本日、扉の動きをよくするために修正加工をしてようやく完成!




[ミニチェスト] W600×H300×D230

 

このミニチェストは、伝統的な天然自然塗料の柿シブを使って塗装してみました。
柿シブ主成分のタンニンによって防菌、防カビ効果が期待できるとか。
柿シブは新型コロナウイルスを無害化する効果もあると先般、新聞ニュースで報じられていました。

この柿シブは、家の近くの木津川市にある(株)三桝嘉七(ミマスカシチ)商店という製造販売会社で購入したものです。
以前も木工製品の塗装や、オーガニックコットンのタオルを染めるのに使ったことがあるので、二回目の購入です。

前に使った柿シブと比べて、独特のタンニン臭が少くなり、改良されていて使いやすくなっています。こういう伝統的な製品にも改善が加えられているのに驚きました。

それから、ここでいただいたパンフレットを見ましたら、精華町に柿渋・柿タンニン研究会という組織があって、柿シブ製品の拡大や普及を目的に業者や研究者が集まって活動をしているそうです。
 

柿渋・柿タンニン研究会

この柿シブも漆と同様、昭和初期には南山城地区で30件以上あった製造業者が、今は3件まで激減しているそうです。御多分に漏れず、プラスティック製品の拡大普及に伴って、需要が減り廃業に追い込まれた業者が多かったとか。

この頃になって、天然由来でそのよさを見直され少しずつ柿シブを使う人が増えたり、消臭成分として化粧品や石鹸への添加、柿シブ入りの飲料や飴など健康食品も開発され、需要もわずかですが回復してきたようです。

柿シブのような伝統的なものが、最新の化学的機器による測定、分析や科学的知見を活かして、従来の欠点を改良し使いやすさを増して見直しがされ、再び普及されると良いですね。