バンコクからビエンチャンまでラオス国営航空(QV)を利用してみました。
日本からインターネットでe-チケットを購入。そこには何やら注意書きが
よく読んでみると
「搭乗前にリコンファームが必要です。またスケジュールは頻繁に変わり
ますので乗る前に都度確認ください。」
「国内線は定刻より早く出発することもあります。」
オイオイ、国際線なのに頻繁にスケジュール変えてどうする。しかも早く出発って
路線バスだってそんなことしないって!!
それならと意気込んで出発は09:50なのに約3時間前の07:00に空港到着。
早々にチェックインして免税店を物色。そして1時間前にゲートに向かったら
DELAYED 11:00 の表示が( ゚ ▽ ゚ ;)
D8Aゲートからランプバスでシップへ。
巨大なスワンナプーム空港にちょこんと佇むプロペラ機の前にバスが停まると
ドイツ人のグループが「えっ?これに乗るの?」といった感じのリアクションで笑えました。
公式HPやCRS端末上ではQV424便はフランス製ATR-72のはずでしたが、停まって
いたのは旧ソ連アントノフAn-24がベースの中国製MA60
できればフランス製のほうがよかったな。ちょっと不安。。。
新鋭機なのに中国製だからか、新しさを感じない機内デザイン。
客室乗務員はラオスの伝統衣装「シン」を巻いた女性とスチュワードの2名。
(右)ビエンチャン・ワッタイ空港のターミナルビル 飛行機からは徒歩で。
赤茶けたタイ東北部上空4000~5000mの低空を積乱雲を避けながら飛行。プロペラ音は
意外と静かですが少し震動があります。
右は希少なMA60の安全のしおり。(クリックすると拡大できます)
着水時はライフジャケット着用と思いきや、座席クッションを外して浮き輪にする
ように指示が書かれています(爆)
80分の飛行後、ビエンチャン・ワッタイ空港へ着陸態勢に。
雲を抜けて茶色く濁ったメコン川を見ながら急旋回した後、川沿いの草原へ急降下。
そしてランウエイに見事な着陸。
客室乗務員は日傘をさして飛行機を徒歩で後にしました。(ビエンチャン・ワッタイ空港)
2007年から日本人は15日以内の滞在に限りビザ無しでラオスへ入国が
可能になりました。空港でアライバルビザを申請する必要がなくなったので
入国はスイスイ。
久々に楽しいフライトでした(^-^)
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中国一航西安飛機工業(集団)有限責任公司製造 「新舟60」
(英語名: AVIC I MA60)
ラオス航空の他、四川航空、武漢航空、ジンバブエ航空、ザンビア航空、
メルパチ・ヌサンタラ航空などで使われています。世界ではまだまだ珍機の部類。