ラオス航空 MA-60搭乗記  QV424 BKK-VTE | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

バンコクからビエンチャンまでラオス国営航空(QV)を利用してみました。

日本からインターネットでe-チケットを購入。そこには何やら注意書きが注意


よく読んでみると


「搭乗前にリコンファームが必要です。またスケジュールは頻繁に変わり

ますので乗る前に都度確認ください。」


「国内線は定刻より早く出発することもあります。」


オイオイ、国際線なのに頻繁にスケジュール変えてどうする。しかも早く出発って

路線バスだってそんなことしないって!!


それならと意気込んで出発は09:50なのに約3時間前の07:00に空港到着。

早々にチェックインして免税店を物色。そして1時間前にゲートに向かったら


DELAYED 11:00 の表示が(  ゚ ▽ ゚ ;)



QV1
搭乗客は数えてみたら全部で23人。西洋人が大半でした。

D8Aゲートからランプバスでシップへ。

巨大なスワンナプーム空港にちょこんと佇むプロペラ機の前にバスが停まると

ドイツ人のグループが「えっ?これに乗るの?」といった感じのリアクションで笑えました。


公式HPやCRS端末上ではQV424便はフランス製ATR-72のはずでしたが、停まって

いたのは旧ソ連アントノフAn-24がベースの中国製MA60

できればフランス製のほうがよかったな。ちょっと不安。。。


QV2 QV3

新鋭機なのに中国製だからか、新しさを感じない機内デザイン。

客室乗務員はラオスの伝統衣装「シン」を巻いた女性とスチュワードの2名。


(右)ビエンチャン・ワッタイ空港のターミナルビル 飛行機からは徒歩で。


QV6 MA60

機内食はボックスランチ(後日公開)

赤茶けたタイ東北部上空4000~5000mの低空を積乱雲を避けながら飛行。プロペラ音は

意外と静かですが少し震動があります。

右は希少なMA60の安全のしおり。(クリックすると拡大できます)


着水時はライフジャケット着用と思いきや、座席クッションを外して浮き輪にする

ように指示が書かれています(爆)



VTE2

80分の飛行後、ビエンチャン・ワッタイ空港へ着陸態勢に。

雲を抜けて茶色く濁ったメコン川を見ながら急旋回した後、川沿いの草原へ急降下。

そしてランウエイに見事な着陸。




QV4

客室乗務員は日傘をさして飛行機を徒歩で後にしました。(ビエンチャン・ワッタイ空港)



QV5

2007年から日本人は15日以内の滞在に限りビザ無しでラオスへ入国が

可能になりました。空港でアライバルビザを申請する必要がなくなったので

入国はスイスイ。



久々に楽しいフライトでした(^-^)


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中国一航西安飛機工業(集団)有限責任公司製造 「新舟60」

(英語名: AVIC I MA60)


ラオス航空の他、四川航空、武漢航空、ジンバブエ航空、ザンビア航空、

メルパチ・ヌサンタラ航空などで使われています。世界ではまだまだ珍機の部類。