秋空のフライト 名古屋=成田線  | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

金曜日は有給休暇を取りました。

今月は奥さんと有給が合わなかったので、どこに行こうか考えたのですが、

お彼岸ということもあり、お墓参りに名古屋へ帰ることにしました。


9月22日(金) 成田⇒名古屋(中部) ANA(エアーセントラル) F-50


金曜の朝、成田-名古屋線ANAのフライト(エアーセントラルに委託運航)の空席を

チェック。この便はフォッカー50というプロペラ機なので50席しかありませんが、

何とか大丈夫そうなので、成田空港へ向かいました。

ANAは私の勤める航空会社ではありませんが、うちの航空会社と私用搭乗

契約があるので、当日空席があればスタンバイで乗せていただくことができます。


0609221  行きはプロペラ機で


航空会社勤務者は安く帰省できることもあり(何と新幹線の約5分の1の値段)いつも

成田-名古屋線を利用します。奥さんと結婚する前は(私が名古屋勤務だったので)

遠距離恋愛にも使いましたし、母の見舞いにも使いました。いろんな思い出の

つまった路線ですが、一体何回利用したんだろう?とノートに付けていた記録を数えると、

今回の往復で何と142回(片道を1回で計算)もこの路線に搭乗してました。


本来は名古屋の人が成田から国際線に乗り継ぐ為に存在する路線で、東京-名古屋間の

移動に利用する人はほぼ皆無(新幹線のほうが便利)ですが、価格的なメリットから

いろんな航空会社のスタッフが同じように私用搭乗制度でこのフライトを利用してます。


頻繁に利用するので景色を見ればどこを飛んでるか正確にわかるほどです。

特にこのプロペラ機はジェット機の半分以下の高度(12000ft=約4000m)を飛ぶので

下がよく見えます。日本地図がまさにそのままの形で見えるんです。そこが

このフライトの利点です。


難点は低高度のため雲や気流の不安定な空域を避けきれず、たまに激しく揺れる

ことです。


去年、台風の暴風雨圏をこの機体で飛んだときは死ぬかと思いました。結局3時間嵐の

中で翻弄されて、その日は成田に着陸できず羽田に向かいました。

(名古屋-東京3時間って、新幹線こだま号より遅いじゃん!*注:普段はこのプロペラ機

でも70分で到着します)


0609222  50人乗りの機内


9月24日(日) 名古屋(中部)⇒成田 ANA B747-400


帰りは国際線仕様のジャンボジェットです。(339席)

行きの便と差が激しすぎますよね!


ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラス仕様ですが、

これは国内線なのでラッキーな人は普通料金でビジネス席に当たります。

今日は空いていたので、ビジネスクラス席に当たりました


nh744  中部空港(セントレア)にて

clubana  ANAのビジネスクラス


今朝は5時起きだったので、水平飛行に入ってビジネスクラスの席を倒したら

一瞬のうちに眠りにつきました。が、ジェット機なので中部-成田間は

45分しかありません。水平飛行は15分程度なので、わずか15分の

快適睡眠でした。。。

富士山もきれいに見え、秋空のもと快適なフライトでした。



次は、名古屋の食べ物についてご紹介します。(つづく)