先週は土用の丑でした。先週のスーパーのうなぎ(静岡産)じゃあ物足りない。
「おいしいうなぎが食べたいな。。。そういえば、柏市の北部を流れる利根川って幻の天然うなぎが
取れるじゃなかったっけ???」
ということで?、利根川を私のMTBと妻のママチャリで遡上してみることになりました。
朝6:50 柏の自宅を出発
気象庁の天気予報やアメダス、東京電力気象レーダーを出発前にチェック
今日は曇り。雨は大丈夫そうでした。(降水確率10%)
曇りでも日焼けするからクリームを念入りに塗ります。
朝7:30 新利根大橋到着 自宅から9km。 利根川サイクリングロード柏区間(5km)へ
見渡す限り広大な水田の緑が美しく、上空にはウルトラライトプレーンが飛行中。
ここはスカイスポーツのメッカです。 対岸は茨城県守谷市。
柏区間の終点で利根川を離れ、今度は利根運河サイクリングロードを全区間走破(5.5km)
江戸川に突き当たります。
江戸川サイクリングロードを北上。疲れてきたので、このあたりで引き返そうか迷いましたが、
天気が曇りで走りやすいのでそのまま野田市を走り抜けました。
(沿道にはキッコーマンを初めとするしょうゆ工場が多数見えました。)
対岸は埼玉県吉川市。なまず料理のメッカであります。おなか減っってきたなあ。
ん?吉川で なまずの蒲焼。。。
いかんいかん。今日は天然うなぎだった。ということでさらに北上。
10:00 江戸川サイクリングロードに入って約10kmで東武鉄道川間駅に差し掛かったので補給。
駅前でパンとコーヒー。今後、補給ポイントが無さそうなので多めに飲み物を
買っておくことにしました。
ここから江戸川サイクリングロード終点の関宿までは片道15km。
ということは川間駅から往復30km!そろそろMTB-ママチャリ組では限界か?
でも、せっかくだからチャレンジということで川間駅を出発しました。
まだ天然うなぎに会ってないのだから。。。
江戸川サイクリングロードの終点は、利根川から江戸川が分岐して生まれる
位置にそびえる関宿城。
途中、雨が降ってきて川間へ引き返すか迷うが、天気予報を信じて突進。
対岸は埼玉県幸手市。東武動物公園のあたりを通過。
途中、無数の蝶々やら、沿道の牛!(のどかですねえ。)を見ながら休憩を取りつつ、
ひたすら北上しました。
12:00 自宅から44km地点の関宿城が見えてきました。いやー、遠かった~。
ここで折り返します。
その直前に地図上で「坂東太郎」という名の飯屋を発見!「坂東太郎」とは利根川の別名で
利根川天然うなぎの商標でもあるのです。ということは、ひょっとして天然うなぎ屋さん??
確かめるにはサイクリングロードを降りて一般道に入らなければなりません。(少々面倒)
残念ながら先ほどパンを食べたのでお腹は空いてなかったから通過することにしました。
楽しみは帰りにとっておくことに。
12:15 関宿城の近くで地場野菜(かぼちゃ、トマト、モロヘイヤっぽい?野菜)を購入
12:30 境大橋を使って利根川を渡る。対岸は茨城県猿島郡境町。(猿島=さしまと読む)
あと数キロで東北本線の栗橋駅や古河市。MTB&ママチャリ組には
そろそろ限界です。地場のブルーベリーと生しいたけを購入。
13:00 帰りは同じ道を引き返しても能が無いので、よく整備された江戸川に比べて
荒れた印象の利根川サイクリングロードへ(途中ダートあり)。
さっきの「坂東太郎」はうなぎ屋ではなく、なんと単なる麺屋であることが
判明しました(^_^;)
次は「ひまわりの里 右折」という看板を見つけました。気になるのですが、
もはや右折する体力無しでした。
境大橋から次の下総利根大橋まで11㎞。さらにそこから次の芽吹大橋(対岸は茨城県常総市=旧
水海道市)まで10㎞。このあたりは橋が10㎞間隔でかかっていました。
利根川はいつ見ても雄大で飽きません。河川敷もところどころ森になってたりします。
このあたりから熱風とそよ風が入り混じって吹き付けるようになりました。
まだ曇り時々晴れていますが、気圧の谷が近づいているのかもしれません。
このあと野田市内を一般道で走り、国道16号を南下。ようやく柏市内に戻ってきました。
空にはさっきは小さかった積乱雲がかなり発達してきました。やばいやばい。夕立になる前に
帰りましょう。
16:15 気が緩んだのも束の間。MTBが釘を踏み派手にパンク!
あ~あ、せっかく柏市内に入ったのに。自宅まであと11㎞地点でパンクとは。。。
結局2.5㎞自転車を押して彷徨い、修理できるお店を発見!!
こういった緊急時のために自転車屋をチェックしておくべきでした。。。
16:50 修理完了 日が暮れる前に帰ろう!雲行きも怪しくなってきてます。
17:30 お腹がすいてきました。
そこで、ついに出会えなかった「坂東太郎」こと「利根川産天然うなぎ」ではないけれど
南柏で40年の老舗「石ばし」でうな重を食べました。
うなぎは愛知県三河一色産 生きたまま仕入れて朝、裂いたものを使用。
老舗の窓辺でおやじがパタパタやりながら炭火で焼く。
やわらかくて絶品。やはり専門店で食べるといいですね。
先週のスーパーのとはまるで違います。
*「利根川産天然うなぎ」は成田線安食駅方面にあるうなぎの店「さかた」で食べられるそうです。
しかも滅多に入荷しないらしく、時価!
*利根川流域で養殖したうなぎブランド「坂東太郎」は柏の「大和田」で食べられます。
19:00 日が暮れる直前 自宅到着 出発から92㎞
MTBとママチャリを途中、交代しながら90㎞以上も漕いできました。
もう足がガクガクです。
しばらくすると滝のような大雨が!危なかった。
この江戸川-利根川コースを走るにあたって、東葛人 さんのサイトを大いに参考に
させて頂きました。ありがとうございました。